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MH side
MG「 誰かを好きになることは、いけないこと？」
こんな時に限って、低音を上手く使い分けるミンギュに頭が痛くなった。
真剣な面持ちで紡がれるソレは、所謂僕らの、芸能人の本音だ。
ファンが大切。何よりも。それこそ、家族と同じくらいの存在。
だけど、それ以上に愛おしくて切なくて、この僕がどうしようもなくなってしまう相手が、あの摩訶不思議女なんだ。
何がこんなに僕の胸を高鳴らせるんだろう。
どうしてこいつだけにキュンとしてしまうんだろう。
別に超がつく美形だからってわけではない。
むしろ、メンバーとよく似た顔の人間を好きになる方が変だ。
ほんと、何でなんだろう。
あのふにゃっとした笑顔や、ハオちゃん！って甘ったれた声を聞くと、ステージに立つ幸せとはまた別の、穏やかな幸せが僕のすべてを包み込むんだ。
恋なんて説明できないし、愛はもっと分からない。
だけど確かなのは、僕はAを好きだってこと。
それだけは胸を張って言える。
今僕が説明できる恋は、それくらいだ。
「 …どうしていいか、分からないんだ。アイドルになってからこんなに好きになるのは初めてで…」
DK「 どうしたらいいかなんて、そんなの、ミョンホが一番分かってるんじゃない？」
「 …それは、」
俯いていた顔を上げると、いつものあの、僕らSEVENTEENを何度も救ってきた柔らかな笑顔を浮かべたドギョムと目が合って、泣きそうになる。
MG「 まずは、目の前にいる愛おしい人の手を離さないこと。それがお前の出来ることなんじゃない？」
DK「 その後は、もうミョンホの頑張り次第でしょ？いつかCARAT達に認めてもらえるくらいの大物になればいい。」
早く行って、と笑う二人。
溢れた涙を隠しながら、少し緊張を紛らわすためにわざとらしく勢いを付けて立ち上がった。
「 …アイツ、自分が韓国に住んでないってこと多分忘れてる 」
いくつも可愛くない言い訳を並べる僕を、二人がハイハイと言うように笑うんだ。
それが酷く幸せで嬉しくて、僕の背中を無条件に押してくれる仲間に、友達に心から感謝しながら、走り出した。
「 っは、…………っどこ行ったんだよ…っ」
リビングにいたジュナヒョンと目が合った。
また、咎められるかと思ったのに。
「
ああ、僕は本当周りの人に恵まれてる。
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たわし - ジョンハンの絡みまじで最高！めっちゃ笑った！爆笑 (2019年7月8日 3時) (
レス) id: 85d98be7fd (このIDを非表示/違反報告)
エイサシ48 - ミョンホ！！！神かよ！！イケメンすぎだわ！ (2019年6月19日 16時) (レス) id: 9709de55c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：密 | 作成日時：2019年6月4日 23時
