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MH side
「 …そんなに泣いたら目が腫れてブスになるよ」
貴方「 それはやだ……けど…止まんないもんーっ！うわあんっ！」
小さな子みたいに声を上げて泣く姿に、まさかキュンとする日が来るとは。
描いていた未来予想図では、僕より年上の人に比較的僕が甘やかしてもらう予定だったけど、これはこれで…というか、こっちの方が何倍も、何百倍も幸せだって断言できる。
ああ、どうしてこうもこの瞳には、可愛く、愛おしくに映るんだろう。
ミンギュがAを天使と呼んだ時、マジで頭おかしくなっちゃったんだな…としかその時は思わなかったけど、今なら分かる。
「 ほら、涙拭いて 」
貴方「 ありがとう……ふふ……うふ…」
「 今度は何？」
貴方「 ハオちゃん好きだなーって」
目尻を下げて、口角を上げて、ふわっと笑う君はとてもじゃないけど同じ星の元に生まれたとは思えないほど可愛い。やばい。僕って好きだと認めたらフィルターかかっちゃうタイプだったの？
…いや、Aの場合フィルターとか抜きにしても美人だからややこしいな。
とにかく、にやけ顔を晒したくなくて、表情管理で忙しい俺は「ふーん」と言ってその華奢な肩に頭を埋めることしかできなかった。
むしろ、これ以外の避難ルートを教えてくれ。
「 いい匂いする…」
貴方「 ハオちゃん猫みたい。かわいいね、えへへ」
「 僕可愛いよりかっこいいのが嬉しいんだけど」
貴方「 でもかわいいもの 」
「 …まあ、Aがそういうならたまには可愛いことしてあげてもいいよ 」
貴方「 うふふ。そういうところが可愛いんだよ〜」
少しだけ赤くなった目をめいいっぱい細める君。
夕暮れがシルバーの髪をキラキラと輝かせる。
「 …帰ろっか 」
貴方「 …うん 」
目が合って、キスをする。当たり前みたいなそれが、何よりの幸せだった。
いつも言葉足らずな僕だから、これからはこうして行動で示していくよ。勿論、ちゃんと言葉でも感謝や愛を素直に伝えられるようにするから、もう少し待ってて。
貴方「 ハオちゃんの告白、普通に付き合ってじゃなくて、幸せ者にしてくれる？って、素敵だった！」
「 そう？」
貴方「 うん、ふふ、キュンとしたよ 」
実は恋人のその先を願った、だなんて。
君はまだ、知らなくていいよ。
貴方「 幸せになろうね？」
「 勿論。」
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たわし - ジョンハンの絡みまじで最高！めっちゃ笑った！爆笑 (2019年7月8日 3時) (
レス) id: 85d98be7fd (このIDを非表示/違反報告)
エイサシ48 - ミョンホ！！！神かよ！！イケメンすぎだわ！ (2019年6月19日 16時) (レス) id: 9709de55c4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：密 | 作成日時：2019年6月4日 23時
