隣にいるだけで�� ページ42
JS side
YR「 おはよう〜」
「 おはよう。ふふ、今日は早起きだね 」
僕の言葉に少し耳を赤くして「いつも寝てるわけじゃないし」と呟く姿が可愛い。
普段オフは宿舎で寝て過ごすAだけど、今日は昨日から約束を取り付けて休日を楽しむ予定を入れたから、しっかり起きて準備をしてきてくれたみたいだ。
僕の住んでる階へわざわざ降りてきてくれたあたり、本当に楽しみにしてたんだろう。
「 それにしても、久しぶりだな〜こうやって朝から出掛けるの 」
YR「 でもミョンホとどっか行ってることがよくあるよね 」
「 ああ、あれは健康ツアーって言ってね…」
二人でゆっくり歩幅を合わせて歩きながら、何でもないことを話す。
久しぶりだなこの感じ。不意にデビュー前を思い出す。
まだ僕らが何者でもなかった頃。
大き過ぎる夢をバカみたいに語って、笑って、ああほんと…懐かしいな。
ちょうど通勤ラッシュが終わった住宅街は少し静けさを取り戻していて、こうして普通に歩けてるけど、あの頃はまさか…変装しても街なんて歩けないほどになるとは思いもしなかった。
まあでも、そこらへんにいる男の子だった僕と、初めから綺麗過ぎたAとじゃ、全然違う話だったろうけど。
YR「 シュア〜地図読んで(笑)」
「 あー…ここからそう遠くないね 」
YR「 あ、このカフェの前にここも行っていい？」
「 ふふ。君が行きたいところならどこへでも。」
YR「 アイゴ〜……イメージ管理だ〜(笑)」
「 ヤ〜！何でそうなるの、今カメラないんだけど？(笑)」
嘘みたいに足が軽い。
こうして遊ぶのはまじで久しぶりかも。
特に、忙しさの擬人化みたいなAと二人きりでショッピングだなんて。
…ああ、やばい、にやける。
とりあえず今日は絶対、毎回どこで嗅ぎつけてくるのか途中合流してくるジョンハニや、最近やたらとAに引っ付いてるミンギュに邪魔されないようにしないと。
「 A、」
YR「 ん？」
「 今日はスマホフリーデーにしよう 」
YR「 ふふ。分かったよ」
ねえ、僕のオアシス。
君にとって、僕という人間はどんな存在なのかな？
少しでもこうした時間が、寄り添う瞬間が、君にとって癒しになっていたらいいんだけど。
YR「 ……ジョシュア？」
僕は君に貰ってばかりで、何もしてあげられてない気がするんだ。
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密(プロフ) - 月さん» 続編でウォヌさん活躍させますね……ご愛読有難うございました！ (2019年7月14日 2時) (
レス) id: 8c5a211b31 (このIDを非表示/違反報告)
密(プロフ) - ぼくさん» 当人同士の恋愛はグレーを書きつつも考えていなかったので、いつか書いてみたいと思います(笑) (2019年7月14日 2時) (レス) id: 8c5a211b31 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 素敵なお話でした。どの作品も気になりますが、チョンウォヌをたくさん取り上げてくださるなら、何でも大丈夫ですw (2019年6月29日 2時) (レス) id: 0847684d6a (このIDを非表示/違反報告)
涼 - すごく面白かったです！このお話大好きなので、続編希望です！ (2019年6月28日 23時) (レス) id: fcb8d0fbd3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 更新、お疲れ様でした。｢Caratが地図になって導く。」とても感動しました。作品に関しては、続編を希望します。 (2019年6月28日 21時) (レス) id: 6d991553f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：密 | 作成日時：2019年5月13日 23時
