頑張れキムミンギュ�� ページ41
MG side
とにかく忙しくしてるユラヒョン。
一人になることも必然的にほぼないに等しい上に、その隣には必ずジョシュアヒョンがいる。
強敵すぎるぞヒョン………
とにかくずっと、ただひたすらヒョンを見つめて、一人になった瞬間を見つめることに徹した。
途中撮影で「集中しろアホ犬」ってウジヒョンに一発殴られたからその時は全身全力でカメラを見つめた。そしたら今度は「見つめ過ぎた馬鹿野郎」って殴られた。いてて。
「 ヒョン！」
YR「 ん？」
個人撮影を終えて控え室前でソファに座ってるヒョンを発見。すぐさま駆け寄り、隣を確保。
どうしたの？何かトラブル？って、ソファに預けてた体を起こそうとするから、慌ててそれを止める。
「 寝てて！俺が起こしてあげるから！」
YR「 ん〜でも僕が寝ちゃったら撮影が、」
「 大丈夫だよ！ヒョンが念入りにチェックしてくれたコンセプトシートのおかげで撮影は順調だから、ヒョンは少し休んで？ね？」
ポンポンと膝を叩いて見せると、ヒョンは笑いながら「誰かにしてもらうのは久しぶりだ」って素直に膝枕させてくれた。
その柔らかい髪を掬うように撫でる。
ふわっと香る自然な匂いは、いつだって俺の心を落ち着かせてくれるんだ。
YR「 ミンギュヤ、」
「 んー？」
思えば、いつも、ヒョンはその穏やかな笑顔と暖かい温もりで緊張する俺たちを包み込んでくれた。
ステージに立つ瞬間。幸せと共に襲いかかる不安は、いつだってAヒョンが抱きしめ、笑顔に変えてくれる。
SEVENTEENの女神。
そう呼ばれてることに、プレッシャーを感じてたことくらいちゃんと知ってる。
それでも、僕らを不安にさせないよう常に笑顔でいてくれたこの人を、俺は全力で守りたい。
YR「 ありがとう 」
「 んふふ、Aヒョンにならいつだって貸し出すからね！」
YR「 そう？じゃあまた頼もうかな〜」
長い睫毛、澄んだ瞳、白い肌。
色褪せない思い出の中、そして今も、咲き続ける憧れの人。
「 ヒョンが辛いとき、凭れられる存在でありたいんだ。少しでも、その負担を預けて貰えるようなキムミンギュになるよ 」
疲れたとき。誰かの膝で心地いい眠りに就きたいとき。
YR「 …ふふ、」
「 な、何かおかしかった？！」
あなたの傍にこんなことを想う弟がいることを、忘れないで。
YR「 いや、もうなってるのになーって」
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密(プロフ) - 月さん» 続編でウォヌさん活躍させますね……ご愛読有難うございました！ (2019年7月14日 2時) (
レス) id: 8c5a211b31 (このIDを非表示/違反報告)
密(プロフ) - ぼくさん» 当人同士の恋愛はグレーを書きつつも考えていなかったので、いつか書いてみたいと思います(笑) (2019年7月14日 2時) (レス) id: 8c5a211b31 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 素敵なお話でした。どの作品も気になりますが、チョンウォヌをたくさん取り上げてくださるなら、何でも大丈夫ですw (2019年6月29日 2時) (レス) id: 0847684d6a (このIDを非表示/違反報告)
涼 - すごく面白かったです！このお話大好きなので、続編希望です！ (2019年6月28日 23時) (レス) id: fcb8d0fbd3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 更新、お疲れ様でした。｢Caratが地図になって導く。」とても感動しました。作品に関しては、続編を希望します。 (2019年6月28日 21時) (レス) id: 6d991553f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：密 | 作成日時：2019年5月13日 23時
