ウォヌの猫の日�� ページ36
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久しぶりの一日オフ。
ぱっと目が覚めたのにちゃんと理由がある。
そう、Aヒョンも今日休み。オフ被ってる。
…寝てるわけにはいかないでしょ。
「 ヒョン、何してるの 」
YR「 っわ、」
ソファに座ってる後ろ姿を見つけてすぐ、後ろから腕を回せば案の定びっくりした顔で俺を覗き込む。
YR「 ウォヌヤ…僕を驚かせることに楽しみを見出さないでよ 」
「 ふふ…だってヒョンの反応面白いんだもん 」
YR「 全く…96lineはヒョンのことを一体なんだと…」
頭が痛いよ〜と唇を突き出す可愛いヒョンの髪を指で梳きながら白い頬っぺたにもう片方の指でツンツン。
「 暇ならゲームしましょ 」
YR「 最近控えてるんじゃなかったの？」
「 んー今日はそんな気分だから 」
YR「 そうなの？ん、じゃあ何する？」
「 最近ジュニとよくやってるやつ。」
YR「 あーSwitch？」
「 シュアヒョンがやってたやつだよね 」
YR「 そうそう。シュアが使っていいって言ってたから、僕の部屋でやる？」
「 決まり 」
キラキラした目でお菓子やジュースを取りに行ったヒョンの浮かれきった背中は、ほんと、勘弁してほしいくらい可愛い。
大人っぽくて穏やかな雰囲気なのもヒョンだけど、ちょっと子供みたいにはしゃぐのもヒョンだ。
YR「 ウォヌヤー！クッキーとブラウニーどっちがいーい？」
「 ア〜…ヒョン！チョコチップー？」
リビングとキッチンのやりとりがこんなに嬉しいなんて。
YR「 オーマジャ 」
「 じゃあクッキー」
YR「 アラッソ〜」
ヒョンはそんなに人付き合いが得意なわけじゃないから、こんな顔を見せるのは俺たちにだけ。
だけどそんな優越感は虚しいだけと知ってる。
この人の一番になりたいなんて馬鹿げた夢はとっくの昔に捨てたし。
それに俺も甘いことを毎日言ってのけるキャラでもない。
YR「 お、テレビに繋げた？」
「 うん。コントローラーそこだよ 」
YR「 ありがとう〜」
でも、ヒョンの前では何でも話してしまいたくなるから不思議だ。
「 ねえヒョン、クッキーください」
YR「 ん？そこあるよ」
「 違う。あーん」
YR「 ふふ…もしかして今日猫の日なの？」
「 …うん。だから、いっぱい甘やかしてよ 」
今日くらい、Aヒョンを独り占めしてもいいよね。
…とりあえずスニョンとかジュニが帰ってくるまでは。
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密(プロフ) - 月さん» 続編でウォヌさん活躍させますね……ご愛読有難うございました！ (2019年7月14日 2時) (
レス) id: 8c5a211b31 (このIDを非表示/違反報告)
密(プロフ) - ぼくさん» 当人同士の恋愛はグレーを書きつつも考えていなかったので、いつか書いてみたいと思います(笑) (2019年7月14日 2時) (レス) id: 8c5a211b31 (このIDを非表示/違反報告)
月(プロフ) - 素敵なお話でした。どの作品も気になりますが、チョンウォヌをたくさん取り上げてくださるなら、何でも大丈夫ですw (2019年6月29日 2時) (レス) id: 0847684d6a (このIDを非表示/違反報告)
涼 - すごく面白かったです！このお話大好きなので、続編希望です！ (2019年6月28日 23時) (レス) id: fcb8d0fbd3 (このIDを非表示/違反報告)
レオン(プロフ) - 更新、お疲れ様でした。｢Caratが地図になって導く。」とても感動しました。作品に関しては、続編を希望します。 (2019年6月28日 21時) (レス) id: 6d991553f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：密 | 作成日時：2019年5月13日 23時
