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「ぶつかってきた?」
「お、おー!ぶ、ぶつかってきたともー!」
ただぶつかって砕けるつもりが思いもよらず砕けなかった奇跡…
まだ夢の中にいるみたい…
「(ぽけー…)」
「先生なんて?」
えへへへへ、えへへへへへへ
「A?おーい、A〜?
だめだ。花畑に行ってる…放っとこ」
「A、帰るぞ」
「ほえー?」
「(バシッ)」
「あたっ!叩かなくてもいいじゃん!」
「お前、こーでもしないといつまでたってもぽけーってしてんだろ。
で、先生となんかあった?」
「ええっ?!な、ななな、何もないよ!何もないって!何かって何?!やだなーもうジフンってば鋭いんだからぁ!」←下手&バカ
「やっぱ何かあったんだな」
「(ギクッ)」
こうなったジフンを上手くかわせた覚えは私にはない!!
でもさすがに隠さなきゃだよね?
いくらジフンでも…付き合うことになったなんて…
ぎゅってしたなんて…きゃーーー!きゃーーー!
ぎゅってしたーーー!私先生にぎゅってしちゃったーーーー!きゃーーー!(ニヤニヤニヤ)
「言っとくけどお前に隠し事なんか無理だからな。今言わなくてもすぐバレるからな。」
んなっ!!
そんな不吉なことを言わないでよー!!
でも幸せ絶頂だもんね!
そんな言葉に騙されないもんね!
「絶頂ってことは後は下がるだけだな」
「下がらない!下がらないよ!ここでキープ!私はもう一生幸せ絶頂にいること間違いなしだよっ!」
「あそ。そんなこと言ってられんのも今だけだろ」
「ふんっ、ジフンには分かんないよーだっ!
あっ!そうだジフン!」
「ん?」
「ジフンがダンスしてるときすっっっごいかっこよかった!!」
「!!(…またこいつはこういうこと素で言うから困るんだ)」
「って、女の子達が言ってた!」
「…は?」←上がった分、下がった
「本当にかっこよかったよ!
スマホで録画したから今からおばさんに見せに行くね!」
「見せんでいい」
「もう見せにいくってメッセージ送っちゃった」
「はぁ?!いつの間にID交換してんだよ」
「え、スマホ買ったとき」
「めっちゃ前やん…もう勝手にして」
「ジフンだって私のお母さんのLINE知ってるでしょ?」
「それはお前に何かあった時に連絡しなきゃだからだろ。俺とお前とは理由が違うんだよ」
「えぇっ!私の保護者的ポジ?!」
「うん」
そんなぁっ!ちょっとショック…!!!
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ちくたく(プロフ) - よねやんさん» たっ、タイミングがあれば善処しますねっ! (2020年9月7日 0時) (レス) id: e315afe81e (このIDを非表示/違反報告)
よねやん(プロフ) - 先生が甘えたdayになるのみたいです! (2020年9月3日 18時) (レス) id: 5f99da3707 (このIDを非表示/違反報告)
ちくたく(プロフ) - ぐぅまるさん» ありがとうございます!コメント励みになります!頑張りますね! (2020年8月28日 22時) (レス) id: e315afe81e (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅまる(プロフ) - 面白い作品です!続き楽しみに待ってますね!!! (2020年8月26日 8時) (レス) id: e36847e9fa (このIDを非表示/違反報告)
ちくたく(プロフ) - ゆうかさん» ご指摘ありがとうございます!! (2020年8月26日 0時) (レス) id: e315afe81e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちくたく | 作成日時:2020年8月24日 1時