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「好きだよ。Aちゃんが」

いやいやいやいや!

「ははは、ウォヌ君ってばー、また冗談言ってー!」

「冗談に見える?」

「え、え?ちょ…え??」

ジリジリと近づいてくるウォヌ君。
後ずさる私。

え、え、本気?

「え、ちょ!冗談?!本気?!どっち?!」

「まだ冗談に見える?」

「みっ、みえっ…ない…?」

「うん。」

「えーーーーーー?!」

え?え?え?え?え?(パニック)


「こら、何してるの」

じょっっっ、ジョシュア先生っっっ!
なんつーーーータイミングで!!!

いや、でも助けて先生!


「あ、先生。こんにちは。HRぶりですね」

ウォヌ君は呑気だ。

「ふざけてないでこの手を離しなさい」

いつの間にか私の手を掴んでいたウォヌ君の手を掴むジョシュア先生っていう変な図ができた

え、すごい。なんか非現実すぎて、逆に冷静。

修羅場じゃん。すご。こんな場面、人生で体験できるなんて。


「先生、息きらして、どこから走ってきたんですか」

「うるさいな」(答:4階→外のごみ捨て場)

「どこから走ってきたかなんてどうでもいいけど、Aさんが幸せそうにしてないと奪いたくなる」

えっ!!
不覚にもちょっとドキッとしてしまいました…


「あっ、私、ちゃんと幸せです!」

でもこれだけは言っておかないと!
言葉足らずにはもうならないぞ!←ズレてる

「Aさん、ちょっと話せる?進路のことで」

「はい!!」

「ってことで、ウォヌ君は早く帰りなさいね」

「ウォヌ君、話聞いてくれてありがとう!!」







「あの、先生」

「ん」

「先生は、経験豊富で、遠距離恋愛も短距離恋愛も経験済みかもしれませんが…」

「短距離恋愛って普通の恋愛のこと…?」

「そこはつっこまなくていいです」

「つい。気になった」

「先生、私にとっては先生が全部初めてです。遠距離になってしまうと、心にも距離ができちゃうんじゃないかって心配になったんです。もちろん、私の気持ちが変わることはありませんが、先生が離れて行っちゃったらどうしようって…先生にとっては、私を過去の好きだった人の1人に含むことくらい容易いことだと思いますけど、私はそうじゃないんです…先生に会えなくなるのはつらいです…すごく…先生が離れていくのは嫌なんです…」

「うん。でも、俺は先生だから進路を優先してとしか言えない」

「そうですよね…それも、分かってはいるんです…」

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ちくたく(プロフ) - よねやんさん» たっ、タイミングがあれば善処しますねっ! (2020年9月7日 0時) (レス) id: e315afe81e (このIDを非表示/違反報告)
よねやん(プロフ) - 先生が甘えたdayになるのみたいです! (2020年9月3日 18時) (レス) id: 5f99da3707 (このIDを非表示/違反報告)
ちくたく(プロフ) - ぐぅまるさん» ありがとうございます!コメント励みになります!頑張りますね! (2020年8月28日 22時) (レス) id: e315afe81e (このIDを非表示/違反報告)
ぐぅまる(プロフ) - 面白い作品です!続き楽しみに待ってますね!!! (2020年8月26日 8時) (レス) id: e36847e9fa (このIDを非表示/違反報告)
ちくたく(プロフ) - ゆうかさん» ご指摘ありがとうございます!! (2020年8月26日 0時) (レス) id: e315afe81e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ちくたく | 作成日時:2020年8月24日 1時

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