恋して、先生！-3年生- (ページ4)

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ジフンがステージ裏に戻ってすぐにダンス部のステージがはじまった

「う、うわぁ…」

本当にジフンにダンスの才能があったとは…
あ、スマホスマホ。撮っておばさんに見せなきゃ

ジフンってば綺麗にダンスしてるな～。
隣のスニョン君は素人目で見ても上手いのが分かるし…でも引けを取らないジフンってやっぱすごい…

「かっこい…」

ステージ中のジフンと目が合うとフッと口元が緩んだジフン
ステージ中に笑うなよ…

『『ギャーーー！』』

『ジフンくーーーーん！！』
『かわいいーーーーー！』
『かっこいいーーーーー！』

ジフンへの声援がすごい！！！

「ジフンが人気だとっ？！」
「Aちゃん、私らも叫んでみようよ！」

「いいね、それ！」

「せーのっ」
「「「ジフーーーーン！！」」」

ジフンはすぐに気づいて照れ笑いしながら軽く手を振ってくれた

『『『ギャーーー！』』』

悲鳴が…笑

「Aだけに向けられた笑顔にやられるギャラリーウケる」
「ユリちゃん…シーっ！」

隣のウォヌ君を見るとスニョン君に真顔でひたすら手を振り続けている
こっちもある意味すごい…笑

「スニョーン、わーーーー…」

棒読みとも言えるウォヌ君の声援
本当に、ファン…なの…？

「ウォヌ君！スニョン君全然ウォヌ君に気づいてないよ！ちゃんと声出さなきゃ！」

「スニョンくーーん！」

スニョン君はやっと私達に気づいて手を振ってくれた

「あ、手振ってくれた…すごい」

「ジフンもスニョン君もいつもは友達なのにこうしてると違う人みたいだね！」

「ねぇ、Aちゃんにとって俺も友達？」

「うん、そうだよ？友達…って、まさかそう思ってるのは私だけ？！」

「いや、うん、友達友達」

良かった！友達だと思ってたのは私だけじゃなかった！！

そうこうしてるうちに、曲が終わって『キャーーー！』っていう黄色い声援でいっぱいだった

「ジフンかっこよかったねー！」

「さて、ステージも見たし、次どこ行く？」

「私残る！」

「？」
「次なんだっけ？…シークレットステージ？何するか知ってんの？」

「知らない！でも、絶対見てってジョンハン先生が！」

「ジョンハン先生が？じゃあ見てくか」
「そうだね！」

「ウォヌ君は？」

「俺は教室の様子見に行く」

「分かった！また後でね！」