恋して、先生！-3年生-

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「ドヤって顔やめろ」

私の未来考えると、どうしても先生いるなぁ。
んふふ、嬉しい！

「まぁ、やれるだけやってみなよ」

「はいっ！！」

「おま、軽く考えてんだろ。勉強できんのかよ」

「頑張るって！私が頑張るって言ったら頑張るんだよ！！
よーーし、一旦コーヒーでも飲みましょう！」

「なんでだよ！」

「休憩だけど？」

「休憩するほど掃除してねーだろ！」

「はいはい、ほら、コーヒーだよ」

「なんで豆があんだよっ！マグもなんでこんな可愛いの揃ってんだよ？！」

「まぁまぁ、早くコーヒー準備しなよ」←コーヒー飲みたい人





コンコンッ

「はい」

『ジョシュア先生、ちょっと…』

「はい、なんでしょう」

別の先生に呼ばれてどっか行っちゃった




「さっさと掃除するぞ」

「うん、ついでにレイアウトもちょっと変えちゃおう」

今までは机が独立してたけど向かい合わせて…
いらなさそうなこの冊子も紐で縛って…

地球儀はここに飾って…(飾り物じゃない)

めっちゃレトロな世界地図出てきた…！
これ壁に飾ったらめっちゃオシャレになりそう！！
…うん、やっぱり！！
いつのか知らないけど年季の入ってるこの世界地図がいい味出してる〜！

「お前、オシャレな部屋にするの目的になってんだろ」

「うん、違った？」

「掃除をしろ、掃除を」

コーヒーセットはバレちゃダメだから、こうやって、棚に入れて、隠して…っと


「なんかオシャレになってるし」

「先生、おかえりなさいっ！」

「結構進んだね」

「先生、これ全部いらないですよね？！捨てちゃいますよ！！」

「うん、古いものはもう捨てちゃって」

うおおおおおお！

うおおおおおお！

「ははっ」

「え、なんですか？？」

私が掃除してたら先生がいきなり笑い出した

「掃除、あまりに必死だから面白くて。そんなに一生懸命しなくていいよ」

「あ、気づいたら一生懸命でした！」

「そういうとこ長所だよね」

「！！」

褒められた！！意図しないところで褒められた！！

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