恋して、先生！-3年生- (ページ11)

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【先生！おはようございます！】←朝5時送信

【おはよう。早起きすぎね。そういえば、皆に内緒ね。付き合ってること】←朝6時返信

うわぁ…返ってきたぁ！
先生の起床時間は6時頃！新発見！！

「いってきまーーーーすっ！」

夢じゃなかった！！昨日のこと！！

昨日寝るまでずっと夢だと思ってて、LINEが返ってくるまでも夢だったんじゃないかって不安だったけど、夢じゃなかった！！
夢じゃなかったーーー！！

あ、皆に内緒ってユリちゃん達もだよね？？
うーん、ちょっと心苦しいけど、先生が言ってもいいよっていうまでは黙っておこう！
よーーーし、頑張って内緒にするぞーー！

「画面閉じとけよ。内緒なんだろ」

「ギャーーーー！ジフン！！よ、よよよ読んだ？！」

「まぁ、そんだけ短文なら」

先生！！早速バレました！！私はどうしたらいいですか？！彼女失格です！！どうしよぉぉぉぉぉ！
しかもジフン絶対ダメだ、やめろ、って反対するでしょーーー！もーーー！

「お前まじで気をつけろよ。バレたのが他のやつだったら終わりだったろ」

「ば、ばばバレたって何？何のこと？？べべ別に秘密なんてないけど？？」

「目が泳ぎまくってんだよ、バカ。堂々としてろ」

「…はい」

「覚悟はあんのか。隠し通す覚悟。バレたら人生終わるって思えよ。そんでもしバレて人生どん底になっても後悔しねーのか、最悪のこともちゃんと考えたのか」

「最悪のこと…？」

「バレたらヤバいのは先生。先生の人生もめちゃくちゃになるだろ。先生の人生も背負えるのか」

バレたら先生が…それはダメ！！嫌！！

「私、頑張って隠すよ！！先生にはずっと“先生”してほしいから！私ね、先生をしてる先生が大好きなんだっ！」

「ふーん、まぁ、何かあったら言えよ。助けてやるから」

「え、反対しないの？？前まであんなに反対してたのに」

どうしたんだ、ジフンってば

「お前の人生かかってるからな」

「なんかジフンって…」

「なに」

「思えば、私がピンチの時、絶対って言っていいほど隣にいて助けてくれるよね…もしかしてスーパーヒーローなの？！」

「あぁ、お前だけのスーパーヒーローだよ」

「えぇーーーー！こんな近くにスーパーヒーローが？！すごいすごい！」

「本当バカだな。信じるなよ」