僕がいないところで ページ12
JKside
今日は『IDOL』のサイン会。
順番は前から5番目。
最後らへんだな。
隣はジミニヒョンとユンギヒョン。
テヒョニヒョンとホビヒョンから離れてるから、割と静かに終わりそうだな。
ARMY「グクー！今日もかっこいいね！」
ARMY「愛嬌してー！」
「あ、ヌナまた来てくれたんだ」
「ヌナのほうがかわいいよ」
「初めてなんだね、サイン会。名前は？」
デビューしたばかりの時は、女の人と話すことが
本当に慣れなくてすごく苦労したのを覚えてる。
ヒョンたちの姿を見て必死に学んで、いつの間にか
自然とファンサービスというものができるようになったし、
自然と手を握ったりもできるようになった。
前まではあんなに震えていたのが嘘みたいだなぁ、と思う。
ARMY「ぐくぅうううううう！！！！！」
「わ、サラヌナまた来てくれたんですね笑」
ナムヒョンのペンのサラヌナは、俺たちがデビューした時からずっと応援してくれている人で、
みんなから名前を覚えられてる。
サラ「ちょっときいて！？今回アルバム10枚しか積んでないのにサイン会
2枚もあたっちゃったからね！？この前言ってた人連れてきたの！」
この前言ってた人。
・・・・・・・・。あ、
「俺たちのことをサラヌナに勧めてくれた人？」
サラ「そう！！」
サラヌナの職場の人が、俺たちがまだデビューしたばかりの時に
「いいグループがあるよ」ってサラヌナに勧めてくれたらしい。
そこからずっとサラヌナは俺たちのペンでいてくれてる。
その人はサイン会に行きたくてもいけない理由？みたいなのがあるらしくて、
ずっと来なかったらしいんだけど、今回サラヌナが2枚も当てたから
無理やり連れてきたらしい。
「へー！楽しみだなぁ、会えるの」
サラヌナが笑いながら、いつものごとく俺にウサギの耳のカチューシャを渡した。
俺も、それを受け取りつけようとした。
サラ「名前教えとくね」
「うん。覚える。」
サラヌナが、ニコニコしながら口を開いた。
サラ「Aっていうんだよ」
「・・・え？」
俺の手から、
カチューシャが落ちた。
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シズニー - ありがとうございます！そう言ってくださり本当にうれしいです！！ (2018年10月18日 23時) (
レス) id: 031a88d4c3 (このIDを非表示/違反報告)
にとまる。 - ｂｇｍがぴったり過ぎる、、！更新ファイトです！応援してます！ (2018年10月18日 0時) (レス) id: 307b4f2a6a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シズニー | 作者ホームページ：http://1.13
作成日時：2018年10月4日 23時
