ヒソカレ

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次の日は志望校別の授業だったため、いろんなクラスの混合だった。


私とミンギュは同じ学部を目指しているし、大学も同じだからとる学科も一緒。


そしてもうひとり…



ジ「A〜！俺もこの学科なんだよ、よろしくね！」



だいぶよろしくしたくないな。



ジ「俺Aの隣な」


主「ちょっと」



ズイっと割り込んできて勝手にノートを広げて座る。



ジ「俺この教科苦手なんだよね〜分かんないとこ多いから教えてよ」


主「ジスくんは？彼学年首位でしょ」


ジ「あいつは選択が違うの〜」



肩が触れ合うくらい近づいてくるジョンハン。


ミンギュもちらちらこちらを見ている。



先生が入ってきて、授業が始まってもジョンハンとの距離は離れなかった。



ジ「ねえここどうすんの？」


主「そこは参考書にのってる」


ジ「文章じゃわかんねえって」



小声で話し掛けてくるジョンハンを無視してノートを書く。


その間もずっとジョンハンからの視線を感じるが気付いていないようにした。



ジ「へえ」


主「…」


ジ「やっぱお前すげーな」


主「は…」


ジ「俺のことこんなに無視する女子いないよ」



ジョンハンは感心したように笑うと、触れていた肩を話した。


私には、この男が分からない。


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