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そこまでは良かった、頑張って結果が結びついて嬉しかったし、なによりミンギュと同じ学校に通えることが嬉しかった。
入学の少し前にミンギュに呼び出され、告白されて付き合った。
楽しい学校生活が始まる。そう思ってたんだけど。
「あんたミンギュのなんなの?」
「毎日一緒に登校してくるけどストーカー?きもいんですけどー」
「ミンギュに近づかないでよ!」
あることないこと言われ、変に意見押し付けられて、いじめられた。
ミンギュも気付いて声かけてくれたけど、凄く辛かったし、耐えられないと思った。
だから私立中にいた私は卒業したら公立に通うって決めた。
ミンギュはお父さんが反対するからいいって言ったんだけど、俺も公立に行くって無理やり。
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主「それ以来、ミンギュとのことを口外するのはやめたの」
ユ「・・・なにも悪くないのにね…」
主「こんなマンガみたいなこと、現実にあるのかって驚いた」
毎日参ってたな、あのとき。
女子だから、好きな人に対して理屈でどうにもならないこともある。
間違っているとわかっていても、誰かを敵にして責め立てることで自分の中の怒りを抑えるんだ。
主「別のこの学校でもそんなことが起こるなんて思わないよ、けどあんなに人気な人に私なんかがいるって知ったら、よく思わない子もいると思うし…これ以上あんな目にはあいたくないかなって」
それを聞いたユナが発したのは予想とは違った言葉だった。
ユ「いつか絶対言おう、私が絶対いわす!こんなの嫌だもん」
主「へ?」
ユ「ふたりが付き合ってること、絶対言わせるからね!!!!」
ユナはなにを思ったのか立ち上がって、闘志を燃やしてるようだった。
宥められると思った、同情されたりするかもとも。
けど、そうじゃないらしい。
それでもいいかもしれない。
このくらいサバっとした感想をくれたほうが、なんか気が楽な気もする。
少しすっきりした。
私は今のまま、ミンギュと仲良くしていけたらいい。
それで幸せだもん。
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MIRA:)(プロフ) - とても面白いです!他のヒソカレも待ってます^ ^ (2015年11月16日 22時) (レス) id: 9a4a1478b9 (このIDを非表示/違反報告)
なーさん(プロフ) - うさリラ*結花さん» ご指摘ありがとうございます (2015年11月15日 19時) (レス) id: 31fad909ce (このIDを非表示/違反報告)
なーさん(プロフ) - 気ままな猫丸@鷂の嫁さん» ご指摘ありがとうございます (2015年11月15日 19時) (レス) id: 31fad909ce (このIDを非表示/違反報告)
気ままな猫丸@鷂の嫁(プロフ) - オリフラを外してください (2015年11月15日 17時) (レス) id: 081fbcdde4 (このIDを非表示/違反報告)
うさリラ*結花(プロフ) - 実在する人物を扱う場合はオリジナルフラグを外してくださいね。居候編の方もです。 (2015年11月15日 17時) (レス) id: 128a13bc05 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なーさん | 作成日時:2015年11月14日 11時