＋ ページ27
厨をでて、今度は馬小屋に行くようです。お馬さんかー。楽しみですねー。にやにやが止まらないです。あ、そうだ。
「ねーねーお小夜ー。」
小夜「え、おさ、お小夜って、え？」
ふふふー。すっごい驚いてますねえ。楽しいです。
「お小夜ーお小夜ーおーさーよー。」
すっごい顔が苦虫を噛み潰したような顔してますね。
小夜「その呼び方、やめてよ…」
「えー、いいじゃないですかー。可愛らしいじゃないですかー。ねー？お・さ・よ。」
小夜「…もういいよ。」
おお、許可を得ましたよ!!ではさっそく
「おーさーよー、おーさーよー、おーさーよーのーにいーさまはー」
小夜「ええ、なに歌ってるの…」
「桜にのせて、お小夜を唄います！」
ああ、もういいや。好きにして、とお小夜。最近ため息が絶えませんね？大丈夫ですかお小夜。
小夜「もういいから、さっさと行こう。」
ああ、歩く速さが、ちょっ、早い早いふふふ。
-------------------------------------------------------------------
桜(替え歌)を歌いながら歩く少年。その少年の手を引っ張る少年は、どこか楽しそうだ。うんうん、微笑ましい。
そんな二人のあとをまだつける、保護者達。一名鼻にティッシュを詰めてるとかそんなの気にしなくていいですよ。あ、今度はボイスレコーダー…。毎回どこから出してくるんです、そういうの。
にっかり「おやあ？今度はなんだい？それ。」
宗三「これは、ぼいすれこーだー、といいまして。僕が顕現されてまだ間もない頃、練度を上げるために入った部隊で、頑張って誉を取ったご褒美ですよ。」
宗三左文字は思い出す。夜戦で鍛え上げられた自分より遥かに練度の高い短刀達に囲まれて、やっとの思いで手に入れた誉のことを。
愛しの愛しの小夜との思い出を少しでも多く留められるならばそれでいいと。
物思いに耽りながらも、しっかりと二人の会話を録音していく宗三左文字。その姿、まるでプロ。
宗三「ほら、行きますよ！」
今度は転ばないように、ゆっくりと移動する宗三左文字と江雪左文字。
えー、遅すぎじゃない？と思いつつも声には出さないにっかり青江。
そしてその様子を見てフリーズするお母さん達。なんとカオスなことだろう。
おや、もう馬小屋に着くらしい。いやあ、早いなあ。ふふふ、と笑った少年は、楽しみです！とはしゃぎ倒す。 このあと、何が起こるとも知らずに…。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 461人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「刀剣乱舞」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
小豆@ちくわ(プロフ) - MadHatterさん» コメントありがとうございます！おや、続編の方まで拝見されているとは！とても嬉しいです。にっかりさんが本丸一のひねくれ屋だった理由も今後の話で公開していくつもりです。良ければ楽しみにしていてください！ (2017年1月22日 23時) (
レス) id: ede9128976 (このIDを非表示/違反報告)
MadHatter(プロフ) - 脇差って青江だけですよね…てことは本丸一のひねくれ屋は青江だったんですか…。続編の方も拝読しております。続き楽しみにしてます！ (2017年1月22日 22時) (レス) id: fcf1a4a3c0 (このIDを非表示/違反報告)
小豆@ちくわ(プロフ) - 真莉亜さん» コメントありがとうございます。いえいえ、全然上からじゃないですよ！むしろアドバイスありがとうございます！これからも宜しくお願いします。 (2017年1月2日 10時) (レス) id: ede9128976 (このIDを非表示/違反報告)
真莉亜(プロフ) - 面白いです！でも、なんか改行があまり無くて読みにくいです･･･上から目線ですいませんでした (2017年1月2日 10時) (レス) id: ac7953dbd4 (このIDを非表示/違反報告)
小豆@ちくわ(プロフ) - 五十鈴さん» コメントありがとうございます！おや、初鍛刀はお小夜ちゃんでしたか？ふふ、お小夜可愛い←え、禿げる？なら私のおじじの髪の毛あげますね(/--)/ｿｰﾚｯ←更新頑張ります！ (2016年12月31日 18時) (レス) id: ede9128976 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：小豆 | 作成日時：2016年12月29日 3時
