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やっほ〜あ、もしかしてAだと思った？
僕はちゃうで。ちょっとした旅人さ。いや、旅人って言うのはおかしいか。元旅人やな。元って言うとこは気にしないでな？すぐ分かるから。
こんな口調してるのも誰なのか隠すためやしね。ほら、バレたらめんどくさいこともいっぱいあるやろ？
で、なんで僕が出て来たのかと言うと、今この物語の中心人物であろうメンバーの内の2人が僕の住んでいる家に来てるわけよ。
え？2人が行くのはおばちゃんの家？
…ここがおばちゃんの家やで。僕居候やから。僕の家でもあるわけや。ね？分かったでしょ？元旅人って意味。
っと…まあ、そんなことは置いといて…随分とすっごい魔人さんが来たわ。
詳しい説明はあちらに任せるけどな。僕も一応どんな奴か…って位は分かるから。
Aも凄いんやけどな。もしかしたらそれ以上かもしれんわ。
まあ、そこら辺は後で話に出てくるとして…
僕な、今めっちゃピンチなんよ。ほら、さっきから話に出てるすっごい魔人さん。
名前グルッペンって言うんやって。でも、ほかの事の記憶ないんやって。
で、まあ、そんな状態なわけやからおばちゃんがAと話してるんよ。で、僕はグルッペンとお茶してるんや。
僕男やから。話すことあるやろ？なんて言われてな。でもさ…
僕初対面の人無理なんやけど！？
ほら、元々ひとつの場所に留まり続ける性格やないし？じゃないと旅人なんてしないし？え？居候じゃないかって？
…そこは気にしないお約束や。
「____！上手いな！こ、これどうやって作るんだ？」
うわっなんか来た…え、どうしよ…
どうやって作るいったって誰でも知ってると思うんやけど？
え、待って？ホンマに記憶ないんやな。
どうしよ。え、やってこれ下手に刺激与えた場合Aに殺されそうやん。
多分家族認定されたやろコイツ。
え、むっず…死ぬ…
…
あ、
〇〇〜助けて〜ってお前は呼んでないから！あ、でもやっぱ
…ホンマに助けに来そうやからなぁ…2人ともやけに過保護やし。
やっぱ…………
ーーここで録画テープは切れている
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作者名：サブジロ | 作成日時：2019年12月6日 14時
