【薬研】うちの奴等は買い物好き？ ページ10
大将は突然いろんな事を言い出す癖があるらしい
いや､コレを癖と呼んでも良いのかは分からねぇが……
何を言いてぇのか分からねぇと思うが俺も何が言いてぇのか分からねぇ
ひとつ分かってんのは……
今剣「ぼくがあるじさまとおかいものにいくんですよ！！」
巴形「いや､俺が行こう｡俺の方が主を見つけやすい」
白真「それ遠回しに姉貴の事チビって言ってねぇ？姉貴の前で言ったら半殺されるから気を付けろよ」
乱「僕が行きたいの！」
信濃「乱は前に行ったじゃん！俺だって買い物に行きたい！」
その癖を治させねぇと､これから先もこう言う事が頻繁に起きるって事だけだなぁ……
後藤「何でそんなに行きたがるんだよ…」
後藤が呆れた様にそう聞くがコイツも本当は行きてぇんだろう｡大将が買い物に行くって言った時､分かりやすく目をきらきらとさせていたからな
乱「えー？主さん､色々買ってくれるんだもん」
大将……色々してもらって何だが､この間から金遣いが荒くねぇか…？
俺達はここに来てまだ一度も出陣してないから政府から金は来てねぇだろうし……何処から金を用意してんだろうな…
信濃「懐入りたいなーって」
信濃が人差し指を顎にあて､コテ､と少しだけ首をかしげながらそう言う
そんな純粋な眼で言う台詞じゃねぇだろ……
厚「それと万屋に行くのとどう関係があるんだよ！大将が居るだろ！もう人間恐くねぇなら頼めば良いだろ！」
信濃「俺､自分より小さい奴に懐入れてって頼むのはちょっと……」
そういや大将､俺等より背､小さいからな
乱より少し大きい位､か？
じゃあ乱の内番服とか軍服とか…着れんのか
……大将のすかーと姿………
白真「…げん､薬研」
薬研「ぅお！？…って､何だ､旦那か…」
白真「何で俺は旦那って呼ばれてんの？まぁいいが…今日の買い物は薬研が行く事になったからな」
薬研「何で俺っちなんだ？」
白真「フフフ……それはな！A☆MI☆DA☆の神に愛されし俺が純白なるこの手で！造り上げた！この厳正なるA☆MI☆DA☆に選ばれたからだ！！」
薬研「お､おう……？」
「話し合いが終わりそうになかったから､もうアミダで良いやって考えたコイツが､タタッとテキトーに書いたアミダくじでお前と､巴形と､秋田が選ばれたんだよ」
いきなり現れた大将にも驚いたが､それ以上に､マトモだと思っていた旦那が意外とマトモじゃなかった事に驚いている
巴形「主､あれはなんと言っているんだ？」
「無視していい｡理解しなくても生きていける」
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ヒカリ - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年8月9日 16時) (
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作者名：南国果実頭 | 作成日時：2017年7月31日 18時
