【主】日本の母のイメージ ページ6
「だからな？此処の玄関は前はこうだったんだ｡今みたいな変な生き物が張り付いた玄関じゃ無かったんだ」
今は家の中に入り､ばぁ様のイメージが大変な事になる前に､前の玄関の写真を見せながら必死に弁明している
こんなに必死になったのは八寒産の数量限定鮭を競り落とした時以来だ
巴形「主よ､この門の横にいる女子は？」
弁明を続けていると巴形が写真を指差しながらそう聞いてきた
五虎退「か､可愛らしい子ですね…！」
前田「えぇ｡ですが笑顔と周りの風景が何とも…」
平野「似合わないと言うか…」
ｲｻﾞﾅﾐ「愛らしかろう｡それはな､幼き日のAじゃ」
「「えっ…」」
驚いた様にそう声を揃えた刀剣達
何だ､何か文句でもあるのか｡確かに昔とは結構変わったけども
安定「あー､昔はこんなだったね」
長曽祢「あぁ､懐かしいな」
昔を知ってる二振りは懐かしそうに､いややっぱりそんな懐かしむ様な感じでは無かったが､そんな言葉を漏らした
安定「この時の方がまだ可愛いげがあったよ､お前」
「煩いな､どっちも私なんだし良いだろ別に」
浦島「え？長曽祢兄ちゃん達何で主さんの小さい頃を知ってんの？」
浦島が私達の会話を聞いて､疑問をぶつけてきた
あぁ､言ってなかったか？
長曽祢「あ…いや､それは…」
蜂須賀「浦島に隠し事をするのか？贋作の分際で？」
安定「ちょっと蜂須賀！」
「あぁもうそんな下らない事で騒ぐのは止めろよ
昔これぐらいの頃新撰組に少し世話になった事があるだけだ」
今剣「え…あるじさまはいまなんさいなんですか？」
「今…今？えー…確か…190…8？9？」
もう歳なんて数えてないな…
私今いくつだ？
白真「まだ198だよ｡もうすぐ199になる」
「あぁそっか､まだ今年は誕生日来てないか」
宗三「え？主…意外と年齢と身長が」
私の背を見ながら言う宗三の言葉を遮って大声をあげる
「父方の！影響です！」
白真「それ以上言っちゃあいけない｡いいな？」
宗三「はい…」
流石私の弟｡分かってるアイ○ル
「まぁさっき言った様に此処はあの世だし､会いたい奴が居れば会わせてやる事も出来る｡まぁその代わりする事はしてもらうけどな」
そう言った途端､殆どの奴が考え込む様な顔をする
…そんなに気になるなら前の主なんて言わなきゃ良いのに
ま､良いか！面倒臭いし､子供じゃないんだし自分で何とかするだろ！
「さて､あんまりゆっくりすると時間が遅くなるし､必要な皿だけ選んでとっとと帰ろうか」
こんな時こんな言葉しか言えない自分を酷く小さく思った
って､後で弟の日記に書いとこ
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ヒカリ - 更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年8月9日 16時) (
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作者名：南国果実頭 | 作成日時：2017年7月31日 18時
