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「ほんっ…と、影浦といい嵐山といい、面食いというか、タイプが面白いというか…」
「出水くんと烏丸くんと隠岐くんもだよ」
「ガッツリイケメン枠で笑っちゃうな」
私に似たのかも、と頬に手を添えてみせれば、軽快に笑ってくれる嵐山さん。
今日も変わらず笑顔が眩しい。ありがとう世界遺産に登録したいくらいだよ。
「あと、生駒さんも大好き。笑わせてくれるし飴ちゃんくれるし」
「いこまっちか〜、最初面白かったよね」
「そうなのか？」
「うん、かわいこちゃんやなぁ〜、俺が触っても絵面的に大丈夫？壊れない？あ、怖くない？大丈夫怖ないで〜、おもろいにいちゃんズやで〜って一生懸命悠音の周りをまわってた」
「んっふふふ、そうそう、抱っこする私のまわりをね、でもそれで悠音にウケたんだけど」
「生駒らしいな、見てみたかった」
流石変わらないなぁ、と笑う嵐山さんを休ませる事無く折り紙で作ったリボンをプレゼントしている。お主やりよるな悠音。
「悠音、お兄ちゃんゆっくりさせてあげて」
「気にしなくて大丈夫だぞ、悠音ちゃんと遊べるだけで癒されるからな。」
悠音の肩へ触れたものの、ぺかっと眩しい笑顔で抱き上げるものだから相乗効果で何でもできそうな気がしてくる。流石三門を救う男。
お茶とお菓子片手に話をする間も、「じゅんくん」に何かと構って貰おうとおもちゃをもってきてみたりお茶のお替りを聞いたり、ぴょこぴょこ忙しない。
それすべてに丁寧に接してくれる嵐山さんはとても紳士だった。
終いには遊び疲れうとうとし始めた悠音を膝の上にのせ、とんとんと優しく背を撫でてくれている。
「悠音寝た？騒がしくてごめんね」
重くない？と悠一が席を立ちかけたが、可愛いからこのままでいいぞ。とどこまでも素直な嵐山さん。お前ならそういうと思ったよ、と緩く笑った悠一は再び腰を下ろしお茶を含んだ。
正面からコアラのように抱き着く悠音の規則正しい寝息が聞こえ始め、ようやく落ち着いた話が弾んだ。
「あ、もう起きるかも」
お暇しようか、と話をしていれば、未来を進んだ悠一が口を開く。
嵐山さんにもたれ爆睡していた悠音は目をこすり、じゅんくん…？とたどたどしく呼びかけた。
「悠音ちゃん、おはよう。よく眠れた？」
「ん〜……あいがと、ごじゃ…ま、しゅ」
「何のお礼…」
顔を上げ、寝ぼけ眼で呟く悠音は再びぺちょ、と嵐山さんのお腹へ逆もどり。悠一はけたけた笑っている。
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み(プロフ) - おもちさん» 長いお話にも関わらず楽しんで頂けてとっても嬉しいです💕暖かなコメントありがとうございます😍 (2022年7月21日 8時) (
レス) id: aaa9f51a75 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 1杯目から読ませていただいたんですが、めちゃくちゃ好きです、この作品。迅さんパパ最高…！！なんか語彙力低下中ですが本当に好きです！迅さん夫婦、幸せに！ (2022年7月20日 18時) (レス) @page7 id: aefd0777d6 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 甲賀忍者さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！思いついてどうしても言ってほしくて…！！共感頂けたみたいで嬉しいです😍 (2022年6月9日 13時) (レス) id: aaa9f51a75 (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - パパのサイドエフェクトがそう言ってるって素敵な台詞！最高です！ (2022年6月7日 21時) (レス) @page34 id: 75f75dc2eb (このIDを非表示/違反報告)
Umi(プロフ) - わかさん» きゃー！！嬉しいですありがとうございますｯｯ！！ぱぱなじんくん大変にツボなのでそう言って頂けてはっぴーです(*^^*)がんばります！ (2021年8月4日 22時) (レス) id: 266bb1a809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み
| 作成日時：2021年3月26日 13時
