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私の家族、悠一のお母さん、最上さんの元へ足を運び、ガチガチに緊張する彼に笑ったり、お墓の前で号泣する私を慰めてもらったりして、店長さんへもご報告に行った。お祝いにランチをご馳走してもらえた後、ついた先は玉狛支部。
「わ、私、ボーダーじゃないのに、今回はケガもしてない」
どこかで転んでこようか、と半分冗談を混じらせた私にけたけた笑う悠一は、今日は支部の人間しかいないから大丈夫だよ。と緩く微笑む。それに、と少し躊躇った彼は、頬をかき照れくさそうに告げた。
「俺の奥さんだから、外部の人間じゃないしね」
「…かっこいいと可愛いでほっぺが大惨事だよ」
にやける。と口元を隠す私に笑った悠一は、何て報告しようかなぁ〜、と悩んでいる。
「あ、でも烏丸くんが知ってるなら…言うような人じゃないか」
「うん。俺も一瞬思ったけど、京介まだ言ってないんだよねぇ」
小南が崩れ落ちる未来が視えてて、と告げる悠一。まぁでも、話しに行くとは言ってるから何かしら覚悟はしてるんじゃない？と未来を予測する様は、無邪気な子どもの様だ。
案の定、ドアを開けるや否やどたどたと数人が詰め寄ってきてくれる。
「迅！！よりAちゃん久しぶりね！！！元気にしてたっ！？」
「小南さんっ！！それはもうとても！！」
うずうずしている小南さんは、悠一の後ろから顔を出した私に駆け寄り、勢いよく抱きしめてくれる。わぁ俺は後回しにされた。と軽い声をどやす小南さん。
お久しぶりです。と出迎えてくれた数人にお辞儀をしていると、やんややんやと背を押された。
「み…えてはいたけど実際にこうなると緊張するな…」
わぁ…と立ち止まった彼の後ろから、再び覗く。彼にとっては実家の様に慣れたリビングだが、二人掛けのソファの真向かいには林藤さんが座っていた。
お、来たか。と煙草の火を消す支部長。久しぶりだな、と歓迎してくれる声に頭を下げる。
「こちらこそお久しぶりです。お時間作って頂き、ありがとうございます」
「い〜のい〜の気にしないで。ゆっくり座って話そうや」
ほれほれ緊張しないで、と大きな手がひらひらソファを指し示す。お言葉に甘えて、とソファの後ろへ立つと、トレーを持つ二人が微笑んでくれる。
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み(プロフ) - おもちさん» 長いお話にも関わらず楽しんで頂けてとっても嬉しいです💕暖かなコメントありがとうございます😍 (2022年7月21日 8時) (
レス) id: aaa9f51a75 (このIDを非表示/違反報告)
おもち(プロフ) - 1杯目から読ませていただいたんですが、めちゃくちゃ好きです、この作品。迅さんパパ最高…！！なんか語彙力低下中ですが本当に好きです！迅さん夫婦、幸せに！ (2022年7月20日 18時) (レス) @page7 id: aefd0777d6 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - 甲賀忍者さん» ｺﾒﾝﾄありがとうございます！思いついてどうしても言ってほしくて…！！共感頂けたみたいで嬉しいです😍 (2022年6月9日 13時) (レス) id: aaa9f51a75 (このIDを非表示/違反報告)
甲賀忍者(プロフ) - パパのサイドエフェクトがそう言ってるって素敵な台詞！最高です！ (2022年6月7日 21時) (レス) @page34 id: 75f75dc2eb (このIDを非表示/違反報告)
Umi(プロフ) - わかさん» きゃー！！嬉しいですありがとうございますｯｯ！！ぱぱなじんくん大変にツボなのでそう言って頂けてはっぴーです(*^^*)がんばります！ (2021年8月4日 22時) (レス) id: 266bb1a809 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：み
| 作成日時：2021年3月26日 13時
