日向くん ページ15
私は服を着替えるなどの支度をした後
「......どこだ...？」
私は約束を破ったレイをこらしめるべく、レイの居場所を探す。
ひどいよレイ...
これはさすがに怒らなきゃいけない。
.........
.........
「！」
見つけた！！
私はレイに怒るべく即その場へと移動した。
すると
「な、なんだこれ……」
その光景に唖然とする。
壁はボロボロに崩れ、床には壁の破片らしきものがゴロゴロと転がっている。
一体何が……
「A！！」
！
「レイ！！」
あ、そういえばレイを探してたんだった。
すると
「...初校長？」
「はぁ…はぁ…っ」
全身包帯巻き付けて、見た目重体状態の初校長がいた。
え、私が寝ていた間に一体なにがあったんだ？？
その時
ガシッ
「！？」
いきなり足を掴まれた。
恐る恐る下を見ると
「はあっ、はぁっ……邪魔、すんじゃ…ねぇ……」
「.....日向くん！？」
仰向けの日向くんが私の足を掴んでいて、よく見るとその体は怪我だらけで、呼吸が荒かった。
えっ....日向くん重体？
.......
.........うわ！！大変だ！！！！！
「ごめん日向くん！」
「！っ」
重体の日向くんがこれ以上悪化しないように、とりあえず空間内に落とした。
ふー、病院につれていかないと...
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
棗のアリスを止めたのは主人公ですが、主人公は止めたことに気づいていません
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 40人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：かな | 作成日時：2021年1月25日 19時
