ペルソナ視点 2 ページ5
「ペルソナ…っ」
八雲の制止の声も聞かずに俺はアリスを纏わせた手を雪葵にのばす。
「葵！」
「！葵ちゃ……！」
「っ...」
俺と雪葵の間に、佐倉蜜柑が体を入り込ませた。
「！っ」
邪魔だ！！！
そして力を込めた瞬間
「！！」
目の前が明るく光る。
すると
ピキ…ピキ……パ…ァン……
と、初校長から頂いたピアスの封印の石が割れた。
「........ぁ」
『これをあげよう。肌身はなさず身につけるんだ。』
『これをつければもうそのアリスのせいで君の素顔が醜く変わることはなくなるよ。』
『もう誰も、君のことをバケモノだなんて呼びやしなくなるだろう。』
........
あぁ.........
耳からどんどん自分の肌が黒く、醜く変色していくのが分かる。
「あ……」
佐倉蜜柑や雪葵が目線をこちらに向けているのに気がつく。
見るな……
「あぁ……」
俺を……
「ああぁ…っ」
俺を見るなぁ……っ！！！
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まなかん(プロフ) - 結さん» コメントありがとうございます！！これからも読んでいただけると嬉しいです！！ (2021年1月15日 17時) (
レス) id: c33685e6ca (このIDを非表示/違反報告)
結 - はじめまして！このシリーズ好きです！！ (2021年1月14日 10時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな | 作成日時：2021年1月11日 14時
