競争1 ページ20
そして
「障害物の搬入、無事完了です。
１コーナーの目かくしテントがいよいよはずされます。今年は一体どんなトラップが用意されたのでしょうか。」
私たちチームの一走目は聖くんだ。初等部A組の子で、私との接点は全くない。
佐倉さんも一走目だった。
「位置についてー、よーい、スタート！！」
皆が一斉に走り出す。
先生方の走りには及ばず、少し後ろを佐倉さんともう１人の初等部女の子がいい勝負で走っている。
聖くんは今のところ最下位だ。
「さて、ベールをぬぎました障害物競争！
第一の障害は、おっとぉ！無難にもハードルです！！」
「やった！！今年はついてる♡」
と、鳴海くん。
しかし
ガンッ
「......あらー...」
ハードルを飛び超えたと思ったら、ハードルが伸びて鳴海くんの顔面に直撃した。
野田先生が潜るものの今度は縮んで頭に当たる。
うわ〜……
「ただのハードルかと思ったら、これは『予測不能伸び縮みハードル』です！！早速第一犠牲者発生です！
飛ぶも地獄、くぐるも地獄！！これはまさに反射神経がモノをいう競技！！」
他のみんなは大丈夫かな…
「佐倉蜜柑、正田スミレ、なかなか順調な滑り出しです！！」
「トップ２人、ハードルを抜けました。つづく第二関門へ向かいます！」
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まなかん(プロフ) - 結さん» コメントありがとうございます！！これからも読んでいただけると嬉しいです！！ (2021年1月15日 17時) (
レス) id: c33685e6ca (このIDを非表示/違反報告)
結 - はじめまして！このシリーズ好きです！！ (2021年1月14日 10時) (レス) id: 394c2cedf2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かな | 作成日時：2021年1月11日 14時
