じんじん。おまけ(ybxym)

＝氷砂糖・６＝ ページ19

「明日渡せばだいじょーぶっ。」


「ふふふ。ホントに先輩なんだねぇー薮先生の。
　‥ん〜〜高木先生の方が後輩みたぃ。」


「いーのっ。うるせーなぁ〜。
　俺が若々しいのっ。」


「ん〜・・薮先生が落ち着いてる感じだもんね〜。
　面白い２人組だね。高校の時からそんな感じ？」


「おいおい〜って、面白い２人組じゃねーって」


「あ。３人で仲良かったの？
　じゃー面白い３人組？高木先生。」


「ちっげーってっ。
　面白いでもねーし３人組でもねーしっ。。」


「じゃ〜何？なんの２人組？」


「ん〜。こだわるな〜２人組にー。
　まぁ〜・・例えるならイケメン２人組かねっ。」


「いけめんふたりぐみぃ〜？？」


「なになにーその、異議あり〜〜っ！みたいな言い方〜。」


「ん〜〜。そうなんだー。
　薮先生は落ち着いた感じでーいいけど〜」


「っんだよ〜〜。マジだってっ。俺と宏太は
　イケメン２人組で近くのＪＫが朝も放課後も
　校門に集まって押し寄せてきてたんだってっ!!」


「へぇぇ〜〜。」



「へぇ〜〜って、反応薄っ！！
　＿＿＿ふふ、しかしー・・伊野尾先生ってさ〜」


「ん？なーに、高木先生。」


「ん〜〜。なんかさ、伊野尾先生って
　氷砂糖みたいな人だね。」


「氷砂糖？・・え〜どうゆーいみ？」


「なんちゅーかさ、硬くて見ため氷みたいで
　冷たそうだケド〜舐めるとさ、ちょ〜甘い♡
　・・なぁ、もっと舐めさせて‥その可愛い唇＿＿」


「ちょっ‥もぉーはれんちぃー・・。」


「ハレンチーって＿＿じゃ、ここでは我慢すんから
　な、俺の車で・・俺んち来ない？」


「んふふ・・。なんか誘い方、ふるぃ〜。
　いつの時代なのー？なんかバブリーみたぃー。」


「もぉ〜〜っいいじゃんかっ。
　カッコつけてんだから、最後までカッコつけさせてっ！
　たのむよ、伊野尾先生っ。」


「くふふ＿＿わかった♡
　じゃー行こうかな。高木先生の車で〜
　高木せんせ〜んち♡んふふー」



頬を染めて笑っている伊野尾先生を見つめ

俺の心は、カラコロ。カラコロ。と

音を鳴らして転がって

カラコロ。カラコロ。カラコロ。

甘くて、甘くて、とろりと蕩けてしまいそうです。



「あ〜・・かわいいー笑顔だー。」


＝おわり＝

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