=好きだった・9= ページ9
「う゛―――。」
朝、教室に着いてすぐ・・気分が悪くなって
おれは保健室へ。
大ちゃんが付き添ってくれようとしたけどー
だいじょーぶー。って言ってふらふらと
保健室まで歩いてく。
「いのちゃんせんせぇ〜ぃぃ・・。」
カラリとドアを開けると、
窓辺のデスクからクルリと椅子を回して振り向き
聖母のような笑顔で
「ん〜〜。どーしたの〜?涼介くん。」
「う゛〜〜。ちょっと気分悪くてー・・
電車混んでて・・うぅー。」
「あれあれ・・あ〜ホントだ。
真っ白い顔が、もっと真っ白〜〜。」
「むっ。。真っ白ってっ__いのちゃん先生だって
白いでしょーもぅ。。」
「ふふふ。ごめんって__
ほらほら、一時限目始まるまで
ちょっと横になってな〜涼介くん。」
「はぁ〜ぃ・・ありがろー。」
「ありがろーだって・・。ふふ」って笑ういのちゃん先生が
ベッドのカーテンを開けてくれる。
ふらふらしながら
「ふぅー。」ってゴロリーって寝転がって
「うぅー・・はぁ・。」ってため息。
カーテンに手を掛けた先生が
「う〜ん、何か辛そうだね・・平気?」
「はぃー・・ちょっと横になればぁ・・。」
「ふふふ、しっかし蒼白の美王子だねぇ〜♪」
「もっ。もぉ〜〜〜っ
いのちゃん先生まで、そーゆうコト言うーっ。
王子ってぇぇ〜。」
「くふふ・・
までってコトは、他の誰かにも言われた?」
「んー・・。母さんにー・・言われた。」
「へぇ〜。涼介くんのお母さんが__」
「そぅ。・・親ばかだよっ。
自分の息子に王子ってさ〜。」
「んふふ。でもホントに王子みたいだものー。
ん〜・・しかし平気?ちょっと休んで寝ていったら?
ね、そうしなよ。一時限目の先生に言っといてあげる。
ね?」
「ん。ありがとーいのちゃん先生。
・・じゃぁ〜お言葉に甘えて〜・・。」
「ね、ゆっくり休んで。・・それでー
先生ちょっと席外すからね。だから〜」
「だから〜?」
「ね、だから美王子が1人で寝てると危ないからね
保健室、カギ掛けて行くからね、安心して♪」
「もぉ〜〜
・・ん。でもー・・ありがと・。」
「いいえ〜。ごゆっくりー。」
そう言って柔らかくカーテンを引き
いのちゃん先生がパタパタと保健室を
出て行った___。
すぐに眠気が襲ってきて・・
うつらうつらした意識の中
カチャってカギの閉まる音が聞こえた_____。
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あひる☆(プロフ) - 白米苺さん» はい!!ありがとーござぃやすー。がんばりますよぅぅ〜(ё)がぁがぁ (2018年9月7日 17時) (レス) id: daf5fa2131 (このIDを非表示/違反報告)
白米苺(プロフ) - あひる☆さん» 私もお返事が来て嬉しいよぉ〜〜!!無理しないように頑張ってくださいっ☆ (2018年9月5日 17時) (レス) id: b21025aefe (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - 白米苺さん» 白米苺しゃまだ〜(*´▽`*)〜♪うふふーまた来てくれてんだぁ〜嬉しいですー。おお!面白い設定っていってくれたっ!!んっでもって病みつきだってぇぇ〜(ノД`)・゜・。うでしー。がんばるぞぉぉ〜!! (2018年9月5日 16時) (レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
白米苺(プロフ) - あひるさぁん!お久しぶりです!今回のお話も面白い設定で、病みつきです!!更新頑張ってください(^^) (2018年9月4日 22時) (レス) id: b21025aefe (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - わかねこしゃま〜♪お話しを汲み取ってくれてるーーーぅ(●^o^●)うれしぃぃー。がんばるぞぉ〜〜!! (2018年9月4日 17時) (レス) id: 9d3affb617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2018年9月1日 19時