=好きだった・25= ページ25
「ちげぇーッッ。」
キッパリと言った兄ちゃんが
おれをもう一度、きゅ。っと抱き締めて
「なぁ、涼介__もっと強く抱き締めんぞ?」
「ん。。・・いいよぅー。」
ぎゅぅぅぅぅ。って兄ちゃんがおれを
抱き締めて、優しい声で言うの。囁くの。
「“迎えに来た。”」
「むかえ・・に・・?」
「ああ、そうだ。俺は“迎えに来た。”って言ったんだ。
やっぱ涼介が、俺じゃねぇー誰かのもんになんのは
癪に障るからなっ__。」
「しゃくぅー・・。」
「ふふふ。だから俺のもんにする為に
“迎えに来た。”__って言ったんだ。
な、涼介。」
「ん。。んぅー・・ひゃぅ。。」
「くくく__泣くなよ、涼介。
お目目が赤くなって、うさぎちゃんになっちゃうぞ。」
「んー・・やだぁ。。兄ちゃん、きざー。」
「ふふふ・・。」
ポタポタ涙が零れ落ちる。
「ん゛―――。に゛い゛ぢゃー・・」
兄ちゃんのがっちりした腕に
ポタポタ沁み込んでいく。
胸がじんじん。熱くって、熱くって。
「涼介__。」
そっとそろりと、兄ちゃんが
おれの背中をなでなでするー。
「んっ♡・・にぃちゃぁ・・」
兄ちゃんが触れた部分が、じんじん。と熱を持つ。
熱くて。熱くて、じんじん熱くって___
「にぃちゃ・・にいちゃ__」
「ん〜。何だよ、涼介。」
兄ちゃんの腕の中でもぞもぞ動いて
兄ちゃんと向かい合って、見つめ合って。
「・・・すきぃ。にいちゃ__」
「ん?なに、涼介・・」
兄ちゃんの優しい声ー。
「んっと。。好き。兄ちゃん、好きだよぅ。
ずっと__ずっとずっと好きだった。んーん
・・だったじゃなぃの。好きなの、ずっと好きぃ。」
「ああ、ありがとう涼介。
俺も好きだ、涼介の事ずっと好きだ。
愛してるよ、涼介____。」
「んぅ。。あ、あぃぃ・・♡」
兄ちゃんの言葉が、おれの胸に沁み込んでいく。
じんじん。じんじん。と沁み込んでいく。
心が、じんじん。っと震えて
じんじん。っと温かいんだ_____。
ずぅぅぅ〜〜〜〜っと・・兄ちゃん、好き♡
=おわり=
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あひる☆(プロフ) - 白米苺さん» はい!!ありがとーござぃやすー。がんばりますよぅぅ〜(ё)がぁがぁ (2018年9月7日 17時) (レス) id: daf5fa2131 (このIDを非表示/違反報告)
白米苺(プロフ) - あひる☆さん» 私もお返事が来て嬉しいよぉ〜〜!!無理しないように頑張ってくださいっ☆ (2018年9月5日 17時) (レス) id: b21025aefe (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - 白米苺さん» 白米苺しゃまだ〜(*´▽`*)〜♪うふふーまた来てくれてんだぁ〜嬉しいですー。おお!面白い設定っていってくれたっ!!んっでもって病みつきだってぇぇ〜(ノД`)・゜・。うでしー。がんばるぞぉぉ〜!! (2018年9月5日 16時) (レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
白米苺(プロフ) - あひるさぁん!お久しぶりです!今回のお話も面白い設定で、病みつきです!!更新頑張ってください(^^) (2018年9月4日 22時) (レス) id: b21025aefe (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - わかねこしゃま〜♪お話しを汲み取ってくれてるーーーぅ(●^o^●)うれしぃぃー。がんばるぞぉ〜〜!! (2018年9月4日 17時) (レス) id: 9d3affb617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2018年9月1日 19時