=好きだった・22= ページ22
「いいっ。聞きたくないっ。」
そう言っておれは、俯く。
「聞けよ涼介っ。」
「やだっ___。」
「なぁ涼介__大切な事、大切な事なんだよ。
俺はあの時・・いや、それ以前から悩み事があって__」
「やだって・・いってるのにぃ・・。」
「いいから聞けってっ。」
「ぅー・・。」
「だからな、俺は悩み事があったんだよ。」
「なやみ・・ごと?」
「ああ、すっげー悩み事だ。ずっとずっと悩んでた。
俺がガキの頃・・7歳の時に出逢ったお前__
涼介に、特別な想いを抱いていたって事だ。」
「とくべ・つ・・。」
「あ〜そうだ。最初は・・お前が赤ん坊の頃は
弟みたいに好きだと思ってたんだ。」
「おとぅとー・・。」
「お前が段々デカくなって・・俺、焦ったんだ。」
「あせった?」
「ああ、俺の心の中の気持ちが・・おかしいなって_
そんで気付く訳だ・・14、中2で小1好きって
ヤベェな__って。この好きって・・何だ??って」
「すきぃ・・。」
「んで、悩んで悩んで__俺は何なんだ?ロリコン_
じゃねぇか、ショタコンか?!そーゆう嗜好なのかって
ちょー思い悩んで・・んであの場面になる__」
「あの・・リビング・・?」
「ああ、そうだ。
ちょー悩んでた俺は、クラスの女子に迫られて・・
まぁ、女子には悪ぃーけど、試させてもらったつーか・・。」
「むっっ。。ひどぃ人だっ兄ちゃんってっ!」
「うっせーな、だから悪かったって言ってんだろ。」
「むーっ。はんせぃしてなぃぃっ。」
「っっだよ。__まぁ、だから、そん時、運悪くお前に
見られて・・俺は、やっちまったーって思ったんだよ。
なに好きなヤツにその場面見られてんだよっってさ〜
で___“やっちまった。”そう言った。」
「やっちま・った・・。」
「ああ、そうだ、そう言ったんだ。な、6文字だろ
“やっちまった。”は。」
「・・そぅだけど・・。」
「でー・・やな予感してんだ。
したら案の定さ、次の日お前は俺を避けた。
あ〜〜終わった__そう思った。」
「おわった・・。」
「そ〜だよ、終わっちまった。
で、それから、やさぐれた時代の幕開けだ。
苦しくって辛くって・・早く家出たくてさ
少し涼介と距離を取ろうって__」
「お、おれだってっっ。」
「ああ。そうだよな・・ごめん涼介。
な、俺達すれ違っていたんだ。」
「すれちがぃ・・?」
「ああ。そうだ__」
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あひる☆(プロフ) - 白米苺さん» はい!!ありがとーござぃやすー。がんばりますよぅぅ〜(ё)がぁがぁ (2018年9月7日 17時) (レス) id: daf5fa2131 (このIDを非表示/違反報告)
白米苺(プロフ) - あひる☆さん» 私もお返事が来て嬉しいよぉ〜〜!!無理しないように頑張ってくださいっ☆ (2018年9月5日 17時) (レス) id: b21025aefe (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - 白米苺さん» 白米苺しゃまだ〜(*´▽`*)〜♪うふふーまた来てくれてんだぁ〜嬉しいですー。おお!面白い設定っていってくれたっ!!んっでもって病みつきだってぇぇ〜(ノД`)・゜・。うでしー。がんばるぞぉぉ〜!! (2018年9月5日 16時) (レス) id: f7cc0dc41c (このIDを非表示/違反報告)
白米苺(プロフ) - あひるさぁん!お久しぶりです!今回のお話も面白い設定で、病みつきです!!更新頑張ってください(^^) (2018年9月4日 22時) (レス) id: b21025aefe (このIDを非表示/違反報告)
あひる☆(プロフ) - わかねこしゃま〜♪お話しを汲み取ってくれてるーーーぅ(●^o^●)うれしぃぃー。がんばるぞぉ〜〜!! (2018年9月4日 17時) (レス) id: 9d3affb617 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あひる☆ | 作成日時:2018年9月1日 19時