─ BEAST SIDE ─ #3

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次の日の朝



目が覚めた僕達は部屋を出て、長い廊下を歩いた









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建物の出口につくと、僕達は









規制線から外へ、一歩踏み出した..









『わ..ぁ』









約2週間ぶりにみる青空と景色はとても綺麗だった









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謙「なぁ、岩橋

帰ったらまずなにする？」









『······親に全部話す

説明するの大変だと思うけど』






謙「そうだな、警察にも行こう
正直に全部話そう
ちゃんと分かってくれるまで」






『うん』









外の景色を眺めながら

僕達はこれからのことを語り合った









『元の生活に戻れるかな..』







謙「······それは分からないさ


でも、少しずつ取り戻していこう
罪も償って、新しく歩んでいこう」







『安井くん..』









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······そうだ







僕達は、今まで死んでいった人達の分まで

精一杯生きていかなきゃいけない





心に残った傷、悲しみを背負って生きていかなきゃいけない






それが、みんなへの償いなんだ









·········








学校にも行こう..








あんな学校でも、あんな教室でも




もう逃げないでちゃんと行こう






新しい生活を手に入れよう









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生きるよ.. 絶対









この先、どんなことがあっても


どんな不幸が待ち受けてても









僕達は絶対に生きていく









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命の尊さを知ったから





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