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9 先生 ページ9

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かけてきた相手の声を聞いて、



私は固まるしかなかった。



「おーい、聞いてる?」



「先生が、何で電話を?」



心構えしてなかったから、



心臓が凄くドキドキした。



「今日、様子おかしかったから。

気になったんだよ」



「せんせ・・・」



あんな些細な事で、気にかけてくれるんだ・・・。



先生としても、先生の事が大好き。



「本当に何でもないよ。

それよりも、

先生に助けて欲しい事があるんだけど」



私は、家に帰ったら



お母さんがいなかった事を話した。




.

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作者名:岩里 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/chisaco17/  
作成日時:2015年6月14日 5時

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