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湧「今までは女子校だから良かったんだけどさあ…。大学が共学らしいからほんとに心配。」
颯「あれ、エスカレーターで女子大にあがらなかったの？」
湧「女子校は6年通ったからもう飽きたって。俺はめちゃくちゃ説得したよ？大学行くのはいいからせめて女子大にしない？って。」
黒「1女ブランドとか言うしねー。今頃もう先輩に食われてんじゃない？」
秀「…くろちゃんそれは、」
湧「お前ふざけんなよ、」
いつもの悪ノリだって分かってるけど、たまに湧は彼女絡みになるとガチなんじゃないかって思うことがあって。
依存しすぎなんじゃないかと、親友として心配になる。
颯「ところで平塚は？彼女できた？」
「え！？」
秀「そうじゃん、さっきから全然喋んないけどひらつも華のキャンパスライフじゃん？」
「…うーん、まあそう？彼女は出来てないけど、」
黒「けど！？」
「…え、なんか怖いんだけど。」
俺が喋り始めるとずいっと全員の顔が寄ってくる。
そんなに俺の恋愛事情気になる…？
湧「だって、平塚から女の話聞いたことねえもん。」
「だって別に話すこともなかったし。」
黒「それで、？けどの続きは！？新歓でお持ち帰りした！？」
「…そもそも新歓とか全く行ってないよ。行ったところでお持ち帰りできるのは先輩だけでしょ。」
颯「ええ…。じゃあけど、の続きはなんなのよ、」
「…えー。言わなきゃダメ？」
"ダメ！！！"
全員の声が気持ち悪いくらいピタッと揃っているからゾッとする。
なんで紛らわしい言い方なんかしちゃったんだ俺。
「…うん、まあ。いい感じの女の子はいるかな。」
…あれはいい感じだよね？
今まで全く女の子と関わりを持ってこなかった俺からすれば、LINE交換して毎日連絡とってるのでも奇跡なのに毎日一緒に行動してるなんて、奇跡でしかない。
向こうも俺のことが嫌いだったらこんなことにはなっていないだろうし、うん。
少なくとも嫌われてはいないし、それなりに好かれているから仲良くしてくれてるんだと思う。
だからこれは、いい感じ。
颯「え！？まじ！？」
黒「どんな人！？紹介してよ！」
「…やだよ、」
秀「ひらつも湧と同じタイプ？」
湧「だから俺ほんとにそいうんじゃねーってば。」
湧がまたごちゃごちゃ言い始めて、いい感じに話が逸れてくれた。
湧と同じタイプだなんて考えたこともなかった。
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ほの(プロフ) - なぁちさん» コメントありがとうございます😭💓本当に湧くんに申し訳ない気持ちでいっぱいなので笑、必ず湧くん幸せエンド書きますね( ߹꒳߹ ) (2021年10月18日 23時) (
レス) id: 81704fe7b7 (このIDを非表示/違反報告)
なぁち(プロフ) - 面白かったです ; ; 元木担として心が苦しくなってしまったので次のお話は湧くんハッピーエンドください〜！（笑） (2021年10月18日 2時) (レス) @page19 id: ee9901d79b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほの | 作成日時：2021年1月13日 9時
