ハート型のメモ ページ7
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大昇side
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「それで！？Aさんに渡したの？」
「うん、花は渡した。色なんて気にしないかと思ったらなんで黄色なのか聞かれたよ。まあたぶんAちゃんは鈍感だから本当の意味には気づかないけど。」
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Aちゃんは俺が花言葉なんか考える男だって思ってないから。
絶対に気づかないんだ。
黄色いバラの花言葉のひとつが
"嫉妬"
だってこと。
きっと花言葉を調べてもその意味で俺が選んだとは思わない。
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「そもそもさ、なんで大昇はAさんに好きな人がいるって気づいたの？てかいつから知ってたの！？」
俺があげたカイロを片手にニギニギしながらお弁当をつつく龍我。
そういえば話したことなかったなあなんて。
「見ちゃったんだよね、小学生の時。
Aちゃんがピアノから帰ってくるまで部屋に先に入れてもらって1人で待っててさ。その時机の上のハートに折られたメモがあって、ハートの片側にAちゃんのイニシャル、もう片方にM.Iって書いてたんだよね。」
「それでなんで好きな人になるのよ？」
「おまじないだよ、好きな人と両想いになれる。」
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ほの(プロフ) - もっちょんさん» お返事遅くなっちゃってごめんなさい（ ; ; ）ありがとうございます！またぼちぼち時間を見つけて更新しておりますので引き続き楽しんで頂けたらと思います(><) (2020年8月26日 14時) (
レス) id: 81704fe7b7 (このIDを非表示/違反報告)
もっちょん - めちゃくちゃ面白くて一気読みしちゃったので、是非続きが読みたいです、、、！>< (2020年6月29日 1時) (レス) id: b69e0a618c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほの | 作成日時：2019年10月25日 17時
