夢〜 ページ13
JN side車の中で、テレビを見ると
アナウンサー『人気アイドルグループのユノ、BTSキムソクジンと交際か』
なんてニュースで取り上げられていた。
これから炎上がおさまるよう、僕からのコメントを会社公式で発表するらしい。
僕は全てを述べた。
付き合っていないこと。画像の信憑性が低く、合成を疑っていること。
社長『お前の言い分はわかった。今後の炎上具合では一時避難するかもしれない。覚悟しておけ。』
一時避難?どこへ行くのだろう。そもそも僕は悪くないのだが。
JN『わかりました。』
そんなことは口が裂けても言えない。
とりあえず帰ってきたはいいものの。何をしようか。
そんなこと考えていると、社長から連絡が。
『できるだけ外出は避けろ、最低一週間は外に出るな。練習もしばらく来なくていい。炎上が治まったらまた参加すればいい。ご飯や日用品はメンバーの誰かが購入するように頼んでおいた。』
外出は避けろと言われたが、避けるも何も練習に参加出来ないことと、ありもしない事実をARMYが信じてるという現実にショックをうけ、外出する気は全くなかった。
『わかりました。外出は避けます。ご配慮ありがとうございます。』と返した。
そこからはずっと引きこもっていた。
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作者名:卵かけご飯 | 作成日時:2019年11月27日 21時