坂道病院 小児科！

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ここは坂道病院小児科302号室。
ここにいるのは長期入院を余儀なくされた女の子たち。
小さい頃からずっと一緒な患者4人と医師、看護師は
さながら家族のようだった。

高山「みんなー！朝だよー！」
並木「かずみん、朝からうるさい……。」
渡邉「ほんとそれ……。」
小坂「んーっ。起きた。」
高山「みんな酷いなー！天ちゃんも起きれるかな？」
山崎「え、もう朝……？」
高山「そうもう朝なの。ではみんなお熱を計ってください！」

見知った顔に生意気な口を叩くのもいつもの光景。

高山「みんな今のところ平熱だね！いいことだ！」

高山が血圧を計ってまわっていると、
配膳カーの音が聞こえてきた。

森田「みんなー！朝ごはんですよーっと。」
潮「これは理佐ちゃんの、これはなおちゃんの。」
森田「これが天ちゃんので、これがAちゃんのね。」
高山「今日も美味しそうだぁ。」

渡邉「じゃあ手を合わせて、せーの」
4人「「「「いただきます！」」」」

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