坂道病院 小児科！

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Aside

小坂「麻衣先生、私たち屋上行きたい。」
白石「え、屋上？」
並木「うん。今日晴れてるでしょ？たまには外でたい。」
白石「そういうことね。ちょっとまってて。瑞穂先生と相談してくる。」

土生「Aおはよー。屋上行きたいんだって？じゃあちょーっと診察させてねー。」
土生「うん、調子よさそうだね。屋上行ってもいいよ。
ただし条件付き。まず、暖かい格好で行くこと。そして無理はしないこと。1時間だけね。あと、この古いPHSを持っていくこと。ここのボタンで私に繋がるからね。楽しんでおいで。」
2人「やったー！」


久しぶりに出た屋上はいつの間にか色んな花が咲き誇っていた。
私たちはその花壇の近くのベンチに腰を下ろした。

小坂「外、気持ちいいね。」
並木「うん。すごくあったかいし。」
小坂「早く退院したいね。」
並木「……うん。たくさん外に出たい。」
小坂「…最近好きな音楽とかある？」
並木「最近は坂がつくアイドルの曲たくさん聞くかな。」
小坂「ほんと？動画みたりする？先生や看護師さん達にすごい似てる人達いるんだけど…。」
並木「だよね！菜緒はなんの曲が好き？」
小坂「キュン、とか かな……。」
並木「いいよね、その曲。私も好き。他は……………菜緒…？」

一見ただ眠っているようだった。だけどいくら呼んでも肩を叩いても目を開けることがなくて、私は急いでPHSを取り出した。



土生「A！」
並木「瑞穂せんせ………はぁはぁ…菜緒が！はぁ…菜緒が…！ごめんなさい！」
白石「大丈夫だよ、泣かないで。ちょっと落ち着こう。いま、菜緒診るからね。…………呼吸音は綺麗。反射性失神かも。」
土生「私、先に菜緒ちゃん処置室まで運んでいきます。麻衣先生はAおねがいしていいですか？泣いて喘鳴出てます。」
白石「了解。」



菜緒はやはり反射性失神とかいうやつで、
ちょっと疲れちゃただけらしい。その日のうちに病室に帰ってきてくれた。

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作者です。設定足したので、設定枠を見直していただけたら嬉しいです。リクエストお待ちしております。

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