･ ページ28
10分後。どうしても直ぐに打たないといけない書類ができてしまったので、そのまま下の階にある医局へと向かう。
小林「お、Aじゃん。」
土生「白血球数低くてあの注射打ったの。」
小林「なるほどねぇ。よっしゃ、A。私の膝においでー。」
椅子に腰かけているこばの膝にAを下ろして私は急いで書類作成に取り掛かった。
土生「よし、出来た。Aー、おまたせ。それとこばありがとね。」
小林「おっと、暴れたら落ちちゃうよ。そんなに土生先生が良かったの笑なんか悲しい笑」
座りな。というこばの言葉に甘えて、こばのデスクの椅子を拝借する。
相変わらずAはグズグズだ。
その時、ゆっかーと咲月ちゃんが医局に帰ってきた。
小林「あ、おかえり。」
菅井「ただいまー。お！A、いらっしゃーい。…フィルグラスチム？」
土生「うん。」
ゆっかーは「そりゃ辛いね……。」というと冷凍庫の方へと向かっていった。
菅井「土生ちゃん、これなら大丈夫だよね？」
ゆっかーの手にあったのは某高級アイス。
蓋が閉めれて、更に中にもう1枚剥がすタイプの蓋があるそれは食事制限のあるAが食べられる数少ないアイス。
そんなにサイズもないしちょうどいい。
土生「うん、大丈夫。A、友香先生がアイスくれるって。食べる？」
うなづいたのを確認して、Aの体の向きを変える。
ゆっかーから手渡されアイスを食べ始めると幾分か体の緊張が解けたように感じた。
食べ終わると泣き疲れたのか、食べ物を食べたからなのかうとうとし始めたAを再び抱き上げて病室へと戻る階段を登った。
✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼••┈┈••✼
なんか長くなってしまった笑
ハー○ンダッツが許可されるのは実体験です笑
高級なのも許される理由らしいですよ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 77人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
パピコ(プロフ) - 夢主が泣きながら辛い治療や検査を受ける話が見たいです！いつも楽しみにしてます！ (2月28日 18時) (
レス) id: 76baafea34 (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - あやさん» リクエストありがとうございます (2月4日 19時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 自傷行為をしてしまい先生たちに慌てて止めてもらい慰められる感じのお話読みたいです！ (2月4日 0時) (レス) id: e21041e83c (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 夢主が検査で前よりも悪化していて一時的に先生たちのお家に帰れるはずだったのに結果が悪く、今まですごい頑張って治療をしていたためいっぱいいっぱいになってしまい、病室のものなど投げたりして暴れてしまい、どんどん息が荒くなっていってしまい、意識が朦朧の中 (2月4日 0時) (レス) id: e21041e83c (このIDを非表示/違反報告)
ドクターさく(プロフ) - こたさん» リクエストありがとうございます！頑張ります！笑 (1月14日 0時) (レス) id: eb4732aa93 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ドクターさく | 作成日時：2023年7月16日 19時
