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翔side
…はい、自覚症状あります。気にはなってました。
そう思ってるけど何となく言い出せない
智「しょーくん？」
優しく覗き込んでくる智くんの目を見ることしかできない
翔「…」
智くんはそんな俺に聞くのは諦め、和に聴診器を差し出した。
智「和、多分疲れから起きてるやつだと思うけど診て」
和「あっわたし？リーダーが診たなら大丈夫でしょ？」
半信半疑ながらもそう言いながら聴診器を受け取る。
智「専門的なことは分からないもん」
その言葉を聞き流し、和はいつもより少し慎重に音を聴いていく
俺はドキドキしながら、それを見守る
和が順番に診ていき、もうすぐ終わるという時
ドクッ！
…あっ
独特の胸がグッと一瞬詰まるような不快感に思わず少し顔をしかめてしまった。
バレたかなと思ってそっと智くんを見るとばっちり目があった。和の方に目をやると真剣に音を聴き直している。
…しっかりバレたな
じっくりとしつこいぐらい診た後、和は聴診器を外しす
和「他に雑音もないし、疲労からくる不整脈だね」
智「うん、それだけで良かった」
翔「…ありがと」
そうだとは思ってたけど、心臓外科の和にそう言ってもらえて安心した。
和「って言うか、不整脈出た時に言って。違う病気の可能性だってあるんだからさ」
と困り顔で文句を言われる
翔「…うん、気にはなってたんだけど」
智「他に気になるとかない？大丈夫なら寝て来てよし」
智くんはそう言って“良し”と言うように頷いた。
翔「大丈夫、皆んなありがと。潤、後でご飯食べるから」
潤「うん、大丈夫」
ふわふわするし、身体が熱い。智くんの許可も出たしとりあえず寝ようと部屋へ戻る。
ベットに横になっても、寝る時間がバラバラになってたせいで中々寝付けない。
寝れない寝れないと思っていたけど、身体は休息を求めていたのかいつの間にか眠っていた。
…
ふっと目が覚めた。窓の外はまだ真っ暗。
側に置いてあった携帯を覗くと日付を跨いだ所だった。
少し寝ただけでは熱は下がらなかったらしくまだふわふわしている。
…むしろ熱上がってる気もする
水でも飲もうと下に降りていくとリビングにはまだ灯りが付いていた。
こんな時間まで起きてる人がいたのかと驚きながらそっと扉を開ける。扉が開く音でキッチンに立っていた人が振り返った
「おっ翔くん。大丈夫？」
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紀衣(プロフ) - ちえさんさん» 長い間放置しててすいません。これからも楽しんで頂けると嬉しいです。 (2023年3月28日 14時) (
レス) id: 1cccbeb0c1 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - 更新ありがとうございます。嬉しいです。 (2023年3月22日 15時) (レス) @page37 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
紀衣(プロフ) - ちえさんさん» はじめまして。コメントありがとうございます！亀更新ではありますが楽しみにして頂けると嬉しいです (2022年5月18日 19時) (レス) id: 28d3e194e8 (このIDを非表示/違反報告)
ちえさん(プロフ) - はじめまして。このシリーズは最初から読ませていただいています。今回は緊張感がスゴイですね💦更新が楽しみです (2022年5月13日 17時) (レス) @page30 id: 94c3edab09 (このIDを非表示/違反報告)
紀衣(プロフ) - ♪あおば♪さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2021年12月21日 19時) (レス) id: 036531df47 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紀衣 | 作成日時：2021年7月23日 22時
