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先輩ドクターが辞めて智が救命に戻って数日たったある日
プッルルルルル
智「はい、嵐ヶ丘救命センター」
『山中市消防よりドクターヘリ要請です。10歳男児公園の遊具から転落。意識レベル2桁です』
智「分かりました。出動します」
救命の青いスクラブを着た智がヘリポートに向かって走ってゆく。
救命士「こちらです。高橋大輝くん10歳、血圧100心拍120です。事故の状況まだ分かってません」
智「こんにちは。嵐ヶ丘救命センターの大野です。大丈夫ですか?お名前言えますか?」
「…高橋…大輝…」
智「大輝くん、どこか痛いとこある?」
大「…お腹」
智「そっか、ちょっと服めくるね」
そう言って胸から腰にかけて骨を確認する。
救命士「遊具から下にあった自転車に転落したようです!」
外で事故の様子を聞いていた救命士が戻ってきた。
智「骨盤は大丈夫。エコー頂戴、それからルート取るね」
エコーで丁寧にお腹の中を確かめる。
智「…FAST隠性」
今のところエコーでお腹からの出血は見つからないけど、いつ急変してもおかしくない状況だった。
急いでルート確保しヘリに乗せる。
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紀衣(プロフ) - ♪あおば♪さん» ♪あおば♪さんコメントありがとうございます!そう言っていただけてとっても嬉しいです!更新頑張りますね笑 (2021年3月3日 20時) (レス) id: a41594fce7 (このIDを非表示/違反報告)
♪あおば♪(プロフ) - 続きが気になって仕方がないです!!!これこらも更新楽しみにしてます! (2021年3月3日 10時) (レス) id: c155f748e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紀衣 | 作成日時:2021年2月10日 22時