検索窓
今日:12 hit、昨日:46 hit、合計:59,497 hit

42. 《裏》・ ページ42

松岡side


俺が槍を投げると同時に魔物に誰かの攻撃が当たる。


智に駆けよると智は相当無理していると分かる顔でこちら見た。


が、俺と分かると少しほっとしたような表情になった。


それから先は智と一緒に戦う。


しばらく戦ってないとは聞いてたが実力は全く衰えることなく、むしろ少し上達したんじゃないかというぐらいだった。


実戦に出れなくても、1人で黙々と努力して確実に成長してる。


流石だなと思うと同時に大丈夫なのかと心配になる。


一瞬で魔物を片付けると、智は慌てて自分のメンバーの方へ走って行った。


あいつもこれで実戦復帰か


と思った途端


焦った声で智の名前が呼ばれるのが聞こえた。
そちらを見ると智が倒れているのが見え慌てて駆け寄る。


やっぱり負担が大きすぎたのか気を失っている


俺は嵐のメンバーに名前を聞き、軽く指示を出し、医務室へ向かった。


いやー…嵐ってのはすごいな


全員噂で名前を聞いたことのある子ばかりだった。


でも、あの反応を見る限り智は命を預けているメンバーにも自分のことを何一つ話していないようだ。


どうする気なのか…


と思っているうちに誰もいない医務室に到着し、智をベットに下ろす。


とすぐ扉が開く音がして校長が入ってきた。


校長「厳しかったか…」


松岡「はい、戦い抜いてから気を失いました」




43. 終戦→←41. 《裏》松岡side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (85 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
186人がお気に入り
設定タグ:異能 , 仲間
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:紀衣 | 作成日時:2021年1月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。