西の有閑倶楽部

神無祭の朝 ページ27

藤井流星




　早希ちゃんの家を見張って、朝までここに居るつもり。

　Aの言うこと素直に聞いて、なんか上に着てきたら良かったかも。

　で、サイドカーに男山も乗っけてきた訳やけども...




流「お前は...笑」



　完璧に恋してる目...笑



　早希ちゃんは家の中でシェリーを抱きながら踊っていた。






　男山に小突かれて目が覚めた。

　いつの間にか寝てしまっていて、朝になっていた。

　若干寒い...

　すると、門から早希ちゃんが出てきた。




早「流星くん！？」

流「おはよう...」

早「もしかして、昨夜からずっと...？」

流「あ〜、今、今来たとこ。なぁシェリー？」



　シェリーに助けを求めたら、そっぽを向かれてしまった。

　こりゃばれたわ。




　早希ちゃんニヤニヤしてるし...

　はぁ。




　バイクに早希ちゃんとシェリーを乗っけて神無祭の会場まで向かう。

　どうせ淳太とA出るから行くつもりやったし。

　丁度良い口実。←


　俺のお腹にしっかり手を回してる早希ちゃん。

　せっかくやし。




流「頑張れよ。」

早「何？聞こえない！」

流「何でも無い！」

早「全然聞こえな〜い！」



　どうやらほんまに聞こえてないよう...

　はぁ、ダッサ。

　ま、ええか。




　俺はバイクのスピードを上げた。



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作者です！

しげカラーのお星様！！！！！！！

みなさまありがとうございました！

これからも頑張っていきます！

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