基本的無気力系女子【HUNTER×HUNTER】

＊墜落 ページ4

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｢はあ！？報告してた審査基準と違うって！？なんで！？｣

メンチさんが電話に向かって叫ぶ。
やはり合格者三名はまずかったらしい。
ハンター教会の方から電話が来て、メンチさんは不機嫌を露にしながら話す。

｢最初から私が｢美味しい｣って言ったら合格にするって話になってたでしょ！？｣

そんな不機嫌MAXのメンチさんにブハラさんは果敢にも声を掛ける。

｢それは建前で審査はあくまでもヒントを見逃さない注意力を審査するものだって…｣

｢あんたは黙ってて！｣

一刀両断、一撃必殺。ブハラさん撃沈。
いつの世でも女性は強い。
カカア天下とは良く言ったものですね。

電話を切ったメンチさんは携帯の電源まで切ってしまった。ほほう黙秘権ってやつですな(違う)。

メンチさんは相当頑固な人の様で合格者三名の決定を変えるつもりは無いようだ。

まぁ私としては別にそれで構わないけどね。
欲を言えばむしろそれが良いけどね。


｢…あ。｣
不意に隣にいたギタラクルさんが声を漏らす。

｢どうしたんですか？｣

｢いや、上…｣
何だ？上？よく分からないけど上を見る。

見上げると、太陽の横に何か黒い物体…飛行船？の様なものが見えた。

んー？と見つめているとギタラクルさんがスッと私から離れていった。

なんでだろ、と首を傾げるやいなや
ドガン、という音と共にもの凄い衝撃。
私の目の前に何かが墜落してきた。

｢ぎゃあああああ！｣
｢おぉすまんすまん。人がいるとは思わんかった｣

びっくりした！！
人が降ってきたんですけど！！？






*墜落
『人が落ちてくるのに気付いてたのに私の事を見捨てて一人で避けやがったギタラクルさんを私は絶対に許さない。』

＊説教→←＊展開

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