*遊戯 ページ13
・
「高所恐怖症?だっせぇの」
はっ、と鼻で笑いながらキルアは言った。
やっぱり馬鹿にされた!だから言うの嫌だったんだよ!むかつく!
「まぁ誰にでも怖いものはあるよね」
ゴンはあはは、と笑いながら私をフォローしてくれた。
ゴン優しい、優男だ。きっと将来良い旦那さんになるよ。
「じゃあゴン、お前怖いものとかあんのかよ?」
キルアが問うとゴンはにぱっと笑みを浮かべた。
「今の所は特に無いかな!」
…唯一の味方が消えた。
まさに怖いもの知らずってか。
「ゴンは無いんだー、じゃあキルアは何か怖いものある?」
「まぁな」
「え、あるの!?何が怖いの?」
自分で聞いておいてなんだけど、キルアに怖いものがあると思ってなかった。
「教えねーよ」
再び べ、と舌を出してくる。それ癖なのかな。
キルアだけ教えないなんてずるい!と騒いでいるとネテロさんがゲームに誘ってきた。
ネテロさん話題の転換が急すぎる。
私はゲームと聞いてすぐさま参加を決定した。
何を隠そう私はかなりのゲーマーである。家にいた時は寝ている時以外はずっとゲームをしていたと言っても過言ではない。立派な引きニートである。
飛行船の端っこの部屋に案内されゲームの説明をされた。
ネテロさんからボールを奪えば勝ち。
こちらからの攻撃は自由でネテロさんからは攻撃しないというこちらにかなり有利なルール。
それに、もし勝てたらその場でハンターの資格をくれるらしい。
素晴らしい話だがあいにく私は実戦向きではない。
残念だけど私は参加を断念してゴンとキルアを見ている事にした。
*遊戯
『キルアの怖いものってなんだろ。なんか大した事じゃなさそうだなー』
『お前には言われたくねぇ』
745人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「HUNTER×HUNTER」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まる坊(☆^〇^☆)(プロフ) - 告白の次、常識の前にある公平というページの名前変換に()がついていないので反応していません。()を忘れないようにして頂けると嬉しいです。この小説大好きなので、感情輸入してて( ̄▽ ̄;)お願いします。 (2017年1月11日 12時) (レス) id: 12c71fa02a (このIDを非表示/違反報告)
ぴくるす。(プロフ) - みずあいすさん» 報告ありがとうございます!常時その様に書いているのですが…変換機能が反応していませんか? (2016年9月12日 18時) (レス) id: d8cdc5c150 (このIDを非表示/違反報告)
みずあいす - 名前が変換されてません!普通に(名前)と書き換えてほしいです。 (2016年8月22日 12時) (レス) id: 94c5760bdb (このIDを非表示/違反報告)
ぴくるす。(プロフ) - あむみあむさん» 大体無気力系女子から一気読みとは…結構話数多いですよね、目は疲れていませんか?笑 お褒めの言葉ありがたく頂戴致します!文才はないので特訓中です笑 ありがとうございます、頑張りますね! (2016年8月13日 0時) (レス) id: d8cdc5c150 (このIDを非表示/違反報告)
ぴくるす。(プロフ) - Teke Raさん» Teke Raさんもイルミ好きですか!同志ですね!!私の拙い文章ではイルミのかっこよさが表現出来ているか不安でしたが…伝わってくれて良かったです!ありがとうございます、頑張りますね! (2016年8月13日 0時) (レス) id: d8cdc5c150 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぴくるす | 作成日時:2015年8月18日 18時