〇大好き ページ36
.
ハッキリさせる
そう言った玲於くんの言葉に
覚悟決めなきゃ、そう思った。
「「あのね」」
玲於「...あ、なに？」
「え、や、玲於くん先言っていいよ...」
そしたらふうって深呼吸した玲於くん
あ、伊藤さんとの事言われるんだ。
どうしよう、私が先言えばよかった。
「玲於くっ ：玲於「好きだよ」
「...え？」
口挟もうとしたら
発せられた玲於くんの言葉
思わず耳を疑った。
玲於「Aちゃんが好き。
Aちゃんが、例え亜嵐くんのこと好きでも
俺はAちゃんのことしか考えらんないから。」
「嘘なんで、え...だって、」
玲於「嘘じゃないし。あとさっき言ってたけど、俺彼女いねーよ？」
「え、伊藤さん、付き合ってないの...？」
玲於「はっ？菜々子さん？
なんでAちゃんのこと好きなのに、菜々子さんと付き合うんだよ。」
なにこれ、夢...？
どっきり...？
信じられなくて
嬉しくて
涙がどんどん溢れてくる。
「私も、私もずっとずっと玲於くんが
玲於くんだけが大好き」
やっと言えた三文字。
たったこれだけ、この気持ちをずっと伝えたかったの。
玲於「...なんか、俺たち、たくさん勘違いしてた？」
「...みたい」
玲於「...ぁー」
急に手引っ張られてボスって
ベットに引き込まれる。
気づけば玲於くんの腕の中で。
玲於「...よかった。本当。」
痛いくらいギュッて抱きしめられる。
私も返すように玲於くんの背中に手回した。
玲於「もう離さねーから。」
「...絶対？」
玲於「死んでも。」
嬉しくて嬉しくて
止まらない涙で玲於くんの服濡らしちゃう。
玲於「...たくさん遠回りしたね、俺ら。
これからはさ、ちゃんと、お互い思ってること言い合おう。」
もうこんなすれ違い2度とごめんだわって
笑う玲於くん。
「うん、ちゃんと伝えるね。」
ああ、ほんとに両想いなんて...
玲於「夢みたい。」
「え、私もちょうど思ってた！
幸せすぎて、明日起きて夢だったらどうしようって.....っ//」
同じこと思ってたのが嬉しくて
興奮気味に話してたら
急に玲於くんの顔が近づいて
ちゅって優しく私の唇すくいあげた。
玲於「...大好き。」
「...も、びっくりしたぁ//」
玲於「悪い。可愛くて、つい。笑」
私の反応みていたずらっ子みたいに笑う玲於くん。
世界で一番大好きな人。
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かな(プロフ) - はじめまして!今日一気に読んでしまいました(^^)すごくいいお話でした!もーっと続きを見たいです(*´艸｀*) (2018年4月1日 9時) (
レス) id: 9455182101 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ちぃさん» ファン！？いやいや、そんな、勿体無いです。ありがとうございます( ; - ; ) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ひばりさん» ひばりさん〜ありがとうございます。そんな風に言っていただけると書いてよかったと思えます(><) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ゆうかさん» 最後までお付き合いいただいてありがとうございました！！嬉しいですっ(;_;) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - すっごいいいお話で、感動しました、、。mugiさんのファンになりました!!!! (2018年2月25日 22時) (レス) id: 6adfb66eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2018年2月5日 1時
