〇敬語 ページ4
.
玲於「エプロン姿ってなんかいいわ」
「もう、玲於くん変態」
玲於「うっせ笑」
玲於くんの前に料理並べて、私も向かいに座る
玲於「やべえ、美味そう」
「お口に合うといいんですけど...」
玲於「いただきます！」
勢いよく手を合わせて、口に運んだ玲於くん
恐る恐る顔色伺ったら
玲於「...美味すぎてびびってる」
「良かった...」
玲於「手料理なんて久々すぎて、涙でそうー」
って泣き真似してみせてくる玲於くんについ笑っちゃう
「もうっ、全然気持ちこもってないじゃないですか！」
玲於「ははっ、でもほんとに美味いよ。ありがと。」
ってどんどん食べてくれる玲於くんに安心して私も食べ始める。
勢いでお家入れちゃったけど
よくよく冷静になって考えてみたら
この状況って...なかなか、すごいよね。
一人暮らしだから二人っきりの空間なわけで。
しかも、好きな人と。
今更ながらこの状況に恥ずかしくなってしまって
玲於「...ん？」
急に箸を止めた私に、玲於くんが顔をあげた
「なんか玲於くんに会うの久しぶりな気がします...」
玲於「ね。ほんと。」
特に2人で会うのはね
って右の口角クイってあげて
私のこと見る目は、すごくかっこよくてそらしたくなるほどで。
玲於「...ね、もう良くね？」
「え？」
玲於「敬語。そろそろ止めてよ。」
「でも...年下ですし」
玲於「たった1個じゃん。
俺メンさんと5個差だよ？バリバリタメ口。笑」
「...わかりました。照れるけど頑張ります！」
玲於「いやもうそれが敬語だしね」
「あ、ごめんなさい...あっ」
玲於「ふっ、バーカ笑」
「徐々に慣れるようにしま...じゃなくて、慣れるようにする！」
玲於「はい、頑張って。笑」
玲於くんがテーブル越しにポンって頭撫でてくれて
一気に顔あつくなる。
その後は
玲於くんが楽しそうに色んな話してるの聞いたり、
私も大学でのこと話したりした。
玲於「ご馳走様、これキッチン運ぶ？」
「うん！ありがとう」
大分、敬語じゃないの慣れたな〜なんて思ってたら
玲於「洗い物手伝おっか？」
って玲於くん隣に並んでくれて
「や、いいよ！疲れてるんだから玲於くんは休んでてっ！」
玲於「俺のことおじいちゃんだとでも思ってんの？笑
手伝う。」
って強引にスポンジ引っ張りだして洗ってくれて
玲於「なんか新婚さん気分。笑」
なんて悪戯に笑うあなたは
一体どれだけ私をドキドキさせれば気が済むの
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かな(プロフ) - はじめまして!今日一気に読んでしまいました(^^)すごくいいお話でした!もーっと続きを見たいです(*´艸｀*) (2018年4月1日 9時) (
レス) id: 9455182101 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ちぃさん» ファン！？いやいや、そんな、勿体無いです。ありがとうございます( ; - ; ) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ひばりさん» ひばりさん〜ありがとうございます。そんな風に言っていただけると書いてよかったと思えます(><) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ゆうかさん» 最後までお付き合いいただいてありがとうございました！！嬉しいですっ(;_;) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - すっごいいいお話で、感動しました、、。mugiさんのファンになりました!!!! (2018年2月25日 22時) (レス) id: 6adfb66eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2018年2月5日 1時
