〇やり手 ページ13
〜玲於side〜
菜々子「えー！じゃあもう告白するんだ！」
玲於「そうっすね、近々しようかなって。」
菜々子「玲於に告白されるなんて羨ましいなぁ」
玲於「またまた。笑」
飯食い始めてから2時間
菜々子さんの飲むペースが異様にはやくて
ペース合わせてたら俺もいい感じに酔っちゃって、
しかも菜々子さん、聞き上手だから
はちみつちゃんの話すつもりなかったこともベラベラ話しちゃった。
菜々子「うまくいきそうなの？」
玲於「どーなんすかねー、でも強力なライバルがいるんでー負けたくないんすよー」
菜々子「ライバル、ね...笑」
玲於「そー、そいつイケメンだし、何より親しい人だから尚更とられたくなくて」
菜々子「...それって、玲於はほんとにその子のこと好きなのかな」
玲於「...え？」
菜々子「なんか、ライバルに対抗心燃やして好きって思い込んでるだけで、
実はそこまでだったりして。」
玲於「俺はそんなんじゃ...」
菜々子「あっ、ごめんなさい。今のは多分、そーだったらいいなっていう私の願望なのかも...」
玲於「願望？」
菜々子「そっ、私だって辛いのよ？玲於の好きな女の子の話なんて聞きたくないもん。」
玲於「...!? ちょ、菜々子さん」
ワイングラス回してる菜々子さんが机の下で急に脚を絡めてきて、驚いて顔を見ても
菜々子「ん？どうしたの？」
なんて何事もないように微笑んでて
玲於「俺、ちょっとトイレ」
って慌てて席を立った。
玲於「はあ...」
あの人やり手だわ…
どーせ菜々子さん俺のことからかって楽しんでるだけっしょ。
ちょっと部屋に戻るの気まずくてトイレのあと外の空気を吸いに出た。
空気が冷たくて
酔い覚ましには丁度いい。
時計に目をやればもう23持で。
ちょっと飲みすぎた。
...先に会計済ませて、もう帰ろう。
って立ち上がった時
玲於「あれ、携帯...」
そうだ
慌てて出たもんだから携帯部屋に置き忘れてきた。
でも財布は後ろのポッケに入ってたから
その足のまま会計しに行った。
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かな(プロフ) - はじめまして!今日一気に読んでしまいました(^^)すごくいいお話でした!もーっと続きを見たいです(*´艸｀*) (2018年4月1日 9時) (
レス) id: 9455182101 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ちぃさん» ファン！？いやいや、そんな、勿体無いです。ありがとうございます( ; - ; ) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ひばりさん» ひばりさん〜ありがとうございます。そんな風に言っていただけると書いてよかったと思えます(><) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - ゆうかさん» 最後までお付き合いいただいてありがとうございました！！嬉しいですっ(;_;) (2018年3月3日 13時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - すっごいいいお話で、感動しました、、。mugiさんのファンになりました!!!! (2018年2月25日 22時) (レス) id: 6adfb66eda (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2018年2月5日 1時
