〇愛しい存在 ページ47
〜亜嵐side〜
「すごい綺麗！」
海月にずっと夢中なAちゃん
その場から動かすのも申し訳なくて
亜嵐「俺ちょっとトイレ行ってくるね」
後ろ姿に一声かけて、その場から離れた
まさか聞こえてなかったなんて。笑
結構遠くて、戻ってくるのに時間かかっちゃって
亜嵐「Aちゃんお待たせ...って」
知らない男に両腕掴まれてるのが目に入った時はほんと焦った
Aちゃん涙目だったし
気づいたら自分でも驚くくらい低い声で二人のこと引き離してた
...なのに、知り合いって。早とちりしちゃった。
俺恥ずかしい奴じゃん。笑
そしたらその男が俺のことじっと見て
大志「この人がさっき言ってた、友達？」
「う、うん。そう。」
あー...友達ね、まあそうだよね。
亜嵐「スイマセン、俺勘違いしちゃって。笑」
ペコって頭下げたら、急に驚いた顔して
大志「え、まって。この人、え？
Aが好きなグループの人じゃん。」
「やっ...似てるだけじゃない？うん、あ〜！似てるかもね！」
バレバレなくらい焦って否定してくれてるAちゃんが可愛くて思わず笑った。
大志「うーん...ほんと似てる。」
知り合いの人も渋々諦めてくれたみたいで。
にしても、コイツAちゃんのこと呼び捨てにしてたな〜
どういう友達だろう
亜嵐「Aちゃん、もういこっか」
「うん！...じゃあ」
大志「ねえ」
大志「.....もう俺、マナカとは別れた。これは本当だから。連絡待ってる。」
そう言い残していなくなったイケメン
もしかして。
亜嵐「さっきの人って...」
水族館から出て、ひとけのない公園の椅子に座った
「...ふふっ、やっぱりバレちゃいました？笑」
前話した元カレって呟いたAちゃん
やっぱりそうなんだ
あんなイケメンだったんだ。
まあAちゃん可愛いし、納得だけど。
亜嵐「大丈夫？」
「はいっ.....って、あれ？なんだこれ笑」
急にポロポロ出始めた涙を必死に拭ってるAちゃん
亜嵐「っ、だめだよ。目腫れちゃう」
目擦ってる手を自分の手で包んでそのまま優しく握りしめた
「ちょっと動揺してるだけで...
まさかこんなところで会うなんて思わなかったので。頭ぐちゃぐちゃで...」
泣き顔見られるの2度目だ...って
俯いたAちゃん
愛しくて守りたくて
気づいたら人目も気にせずその身体を腕の中に引き入れてた
亜嵐「ねえ、俺のこと利用してよ」
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*melo*(プロフ) - mugiさん» 謝らないでください！じれったい方が好きです！ 本当に尊敬です！！！！ (2018年1月29日 16時) (
レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - *melo*さん» じれったくさせててすみませんっ！笑 尊敬だなんて、勿体なさすぎるのでやめてくださいっ///ありがとうございます。 (2018年1月29日 1時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
*melo*(プロフ) - じれったい感じ好きです！ 私も小説書いてるんですけど尊敬してます！！更新頑張って下さい (2018年1月24日 22時) (レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まなみ(プロフ) - mugiさん» よろしくお願いします (2018年1月23日 1時) (レス) id: dfd92ee7a8 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - (名前)まなみさん» お友達になんて初めて言っていただけたので、よく分からないんですけど、是非是非(^^) (2018年1月23日 0時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2017年12月21日 1時
