〇溢れた想い ページ39
〜亜嵐side〜
2人きりの方が話しやすい？って聞いたら
頷いてくれたAちゃん
それって、玲於には聞かれたくないってこと？
それか俺にしか話せない？
まあどっちにせよ2人になれたことが嬉しくて、寒さなんて全く気にならない
「えっとそれで、話っていうのは...」
亜嵐「うん、ゆっくりでいいよ。全部聞いてるから」
そう甘く呟けば、嬉しそうに笑うAちゃん
「あのね...やっぱりね彼氏に浮気されてたみたいで。
またバイト先の後輩と一緒にいるとこ見ちゃったんです...運悪すぎません？私。笑」
Aちゃんの言葉に心臓がドクンと音を立てた
亜嵐「...え、それって...」
「はい、別れようって言いました...」
亜嵐「別れたんだ」
俯きながら頷いたAちゃん
「もう吹っ切れましたけどね！笑」
どうしよう
喜んじゃダメなのに、すげー嬉しい
亜嵐「Aちゃん」
俺の言葉に顔をあげたAちゃんに一歩近づいてそっと抱きしめた
「へ！？亜嵐くん？///」
驚いて俺から離れようとするAちゃんを逃がさないように少し腕に力を込める
亜嵐「...もう少しこのままでいい？」
Aちゃんが顔を見なくても分かるくらい動揺してる
その理由が俺なことだけで嬉しい
「亜嵐くん...どうしたの？」
って思ったのもつかの間
腕の中で俺を見上げるその瞳に
今度は情けないくらい俺が惹き付けられて
亜嵐「...好きだよ」
気づけばそう口走っていた
「...え？」
亜嵐「いつからかなんて全然わかんない。
でも気づけばAちゃんのことばっかり考えてた。
次は、俺が守りたい。俺だったら、泣かせたりしないよ。」
1度溢れ出した想いはとどまることを知らず
驚いた顔のAちゃんをもう1度抱きしめた
「いやっ...私...その、急すぎて何がなんだか」
亜嵐「うん、ごめん。
俺も言うつもりなかったんだけど笑」
「私亜嵐くんのことそういう風に考えられ...」
亜嵐「まだ、待って」
Aちゃんの小さな口に指をそっと添えて言葉を塞ぐ
亜嵐「そんなすぐ応えてもらえるなんて思ってないよ。だからまだ...言わないで？
俺これから頑張るから。宣戦布告みたいなもん笑」
「...嘘じゃないですよね？」
亜嵐「からかってるように見える？」
首を横に振るAちゃんを腕の中から解放して頭を撫でた
亜嵐「よし、戻ろう。玲於の前でも普通にできる？」
今日くらい俺のことでいっぱいになってよ
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*melo*(プロフ) - mugiさん» 謝らないでください！じれったい方が好きです！ 本当に尊敬です！！！！ (2018年1月29日 16時) (
レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - *melo*さん» じれったくさせててすみませんっ！笑 尊敬だなんて、勿体なさすぎるのでやめてくださいっ///ありがとうございます。 (2018年1月29日 1時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
*melo*(プロフ) - じれったい感じ好きです！ 私も小説書いてるんですけど尊敬してます！！更新頑張って下さい (2018年1月24日 22時) (レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まなみ(プロフ) - mugiさん» よろしくお願いします (2018年1月23日 1時) (レス) id: dfd92ee7a8 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - (名前)まなみさん» お友達になんて初めて言っていただけたので、よく分からないんですけど、是非是非(^^) (2018年1月23日 0時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2017年12月21日 1時
