〇ファンサ ページ23
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由佳「ねえまって、めっちゃ近い」
「これ、夢…？泣」
アリーナなことは知ってたけど、実際会場入りしてみたら、まさかの、センターステージが目の前。
由佳「亜嵐くんこんな近くで拝めるなんて今年はついてるわ。」
思えば、玲於くんとの関係も今年当てたバクステからだもんな...
ほんと人生何があるかわかんないな
由佳「この近さなら玲於に気づいてもらえるんじゃない！？」
「んーそれはそれで恥ずかしいかも笑」
由佳「なにそれ。笑」
そんな話をしてたら、急に暗くなった会場
途端に女の子たちの耳を塞ぎたくなるくらい大きい黄色い歓声があがる
由佳「やばいA！！きたよ！！」
軽快な口笛の音と共に姿を現した7人に歓声はもはや悲鳴に変わる
«BIG CITY RODEO RODEO RODEO...»
眩しいくらいのライトに照らされた7人は、いつみても別世界の人なんじゃないかって思うくらいかっこよくて。
その姿に涙が溢れる。
何曲か目でAGEHAのイントロが流れ出すとともに
メインステージからセンターステージへメンバーが走ってくる
『キャーーーーーーー！！！！』
必死に玲於くんの姿を目で追ってたら、由佳に肩を掴まれる
由佳「ねええええ！亜嵐くんきた！！」
その指さす方に視線を向ければ
「わっ近い」
目の前にキレキレで踊る亜嵐くん
...えっ、今目合った？
由佳「ちょまって！目合った！！///」
あ、考えてる事は皆同じか。笑
その次の瞬間、亜嵐くんが私の方に指差ししてニコッと笑った
由佳「え、え、え！！！指差しされた！？///」
亜嵐くん、気づいてくれたのかな？
違ったら恥ずかしいけど、後で聞いてみよ。笑
そんな事を考えてたら、途端に周りで耳を劈くような悲鳴があがる
なに？？
首を横に向けた途端
嘘でしょ...
『キャーーーー玲於くんーーーー！！！！！』
いつの間にかステージから降りた玲於くんが手を伸ばせば届く距離のところで
客席を隔てる柵に乗り出して、周りを煽ってた。
スポットライトに照らされた玲於くんがサングラス越しに私を見てる気がして
「れ、玲於くんっ...」
現実を飲み込めないまま震える声で手を伸ばせば
ニヤッと笑った玲於くんが私の手を握ってくれて
玲於「はちみつちゃん」
口パクでそう言い残しまたステージへ戻っていった
由佳「ちょっと！良かったねA！」
立っていられずへなへな床に座り込んでしまう
玲於くん、そんなファンサ、ずるい….
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*melo*(プロフ) - mugiさん» 謝らないでください！じれったい方が好きです！ 本当に尊敬です！！！！ (2018年1月29日 16時) (
レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - *melo*さん» じれったくさせててすみませんっ！笑 尊敬だなんて、勿体なさすぎるのでやめてくださいっ///ありがとうございます。 (2018年1月29日 1時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
*melo*(プロフ) - じれったい感じ好きです！ 私も小説書いてるんですけど尊敬してます！！更新頑張って下さい (2018年1月24日 22時) (レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まなみ(プロフ) - mugiさん» よろしくお願いします (2018年1月23日 1時) (レス) id: dfd92ee7a8 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - (名前)まなみさん» お友達になんて初めて言っていただけたので、よく分からないんですけど、是非是非(^^) (2018年1月23日 0時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2017年12月21日 1時
