〇一生分の運 ページ19
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帰り道、亜嵐くんが送るって言ってくれたけど
申し訳なくて断ったら
亜嵐「女の子送るのって、俺らの使命だよ？」
なんて優しく笑うから
「じゃあ...お願いします」
って、ついお言葉に甘えちゃう。
2日連続、GENERATIONSの人に送ってもらってるってスゴすぎない？
そんなのバレたら私、ファンの人に刺されそう...
いやその前に由佳に怒られるな。笑
でも、自然と悪い気はしてなくて。
私って...性格悪い...
亜嵐「どしたの、そんな顔して」
「...なんか最近、一生分の運を使い果たしてる気がします。」
亜嵐「え？笑」
「いい事ありすぎて、怖いです。」
亜嵐「俺と帰ってるのもいい事？」
「いい事すぎますよ！宝くじ当たるよりいい事です！」
亜嵐「ふはっ、ほんと面白い。Aちゃん。」
亜嵐くんは私の話になんでも楽しそうに笑ってくれて、イメージ通りの優しい人。
だって、さっき私が泣いてた理由も亜嵐くんからは一切触れてこないし。
玲於くんならズケズケ聞いてきそう。笑
「亜嵐くん、聞かないんですね」
亜嵐「ん？」
「私が...その...泣いてたの」
亜嵐「あー、もちろん心配だけどね。無理に話させたくないなって。」
亜嵐くんの優しい言葉に、涙が出そうになった
「私、お付き合いしてる人が、いるんですけど」
亜嵐「うん」
「その人が、バイトの後輩の、女の子と...
手繋いでる所、見ちゃって」
亜嵐「...そっか」
途切れ途切れに話す私の言葉を、1つも聞き逃さないように丁寧に相槌を打ちながら聞いてくれた亜嵐くん
亜嵐「...それはショックだった、よね」
「最近、会う回数減ったなーとか
携帯いじってること多くなったり、服の趣味変わったり
ちょっと変だなとは思ってたんですけどね...笑」
亜嵐「好きなの？まだ彼氏のこと」
「まだ浮気してるって認めたくない自分がいて。
それに、私だって玲於くんと...」
亜嵐「え？玲於、がなに？」
「えっ、や...手繋いだりしたから、彼氏のこと責められないなって。」
亜嵐「手...」
亜嵐くんが急に黙り込んでしまった所で
丁度家に着いたから、お礼を言って別れようとした時
亜嵐「待って！」
腕を掴まれ振り向いたら真っ直ぐに亜嵐くんが私のこと見つめてた
亜嵐「これからまたさ、辛いことあったら俺に言ってほしい。Aちゃんの力になりたい。」
「え...」
亜嵐「ダメかな？」
そんなのダメなわけない
私は嬉しくてたまらなかった
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*melo*(プロフ) - mugiさん» 謝らないでください！じれったい方が好きです！ 本当に尊敬です！！！！ (2018年1月29日 16時) (
レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - *melo*さん» じれったくさせててすみませんっ！笑 尊敬だなんて、勿体なさすぎるのでやめてくださいっ///ありがとうございます。 (2018年1月29日 1時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
*melo*(プロフ) - じれったい感じ好きです！ 私も小説書いてるんですけど尊敬してます！！更新頑張って下さい (2018年1月24日 22時) (レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まなみ(プロフ) - mugiさん» よろしくお願いします (2018年1月23日 1時) (レス) id: dfd92ee7a8 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - (名前)まなみさん» お友達になんて初めて言っていただけたので、よく分からないんですけど、是非是非(^^) (2018年1月23日 0時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2017年12月21日 1時
