〇奢り ページ12
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玲於くんから指定された目黒川沿いのお店
地図とにらめっこしながらどうにか辿り着いた
地元でも、ここら辺全然知らないや...
携帯を開くと待ち合わせまであと15分
「早く出すぎちゃったかな」
冬の風は思ったより冷たくてマフラーに顔を埋める
玲於くん早く来ないかなあ...
玲於「うぇ、なんで外で待ってんの」
その声に振り向くと、ニット帽にマスクの玲於くん
玲於「お待たせ」
「へ...？」
玲於「中で待ってればよかったのに」
「あっ、そっかあ...ﾍｸｼｭ!」
玲於「あーもう、あほちん。
風邪ひいたらどーすんの。」
お店のドアをあけて、どうぞってしてくれる
「ありがとうございます〜」
店員さんが、お待ちしておりました佐野様って
出迎えてくれてスムーズに個室に通された
玲於「ここGENEの行きつけで。美味いよ。」
「あっ、そうなんですか...！」
行きつけのお店に連れてきてくれるなんて、なんか、仲間に入れてくれてるみたい
自意識過剰かな笑
にやける顔がバレないようにメニューに目をやると
「！？」
全部、高いんですけど...！
目をまん丸にしてる私を見て玲於くんが笑う
玲於「遠慮しないで、好きなの選びな？
今日は来てくれたお礼にご馳走するんで。」
「え...そんなのダメです！無理！やだ！」
玲於「はー？笑
そこは大人しくありがとうございますって言っとけよ、かわいくねー笑」
か、かわいくないって言われた
「でも...」
それでも渋る私に玲於くんが
玲於「じゃあ次は、はちみつちゃんの奢りで。
それでいい？」
「あ、まあそれなら...」
って、また会ってくれる、の？
1人で動揺する私をよそに
玲於「え、はちみつちゃんって何歳なの？」
「あ、この前20になりました！」
玲於「じゃあお酒飲めるね、良かった。
俺のオススメのワイン頼んでいい？」
「私詳しくないので、お願いします」
オッケーって言うと
店員さんに、すっごい横文字の長ーい名前のお酒をスラスラ口にする玲於くん
玲於「な、なに。見すぎ」
「へ!?いや、すごいなって思って...」
玲於「そう？まあメンディーくんとかに俺も教えて貰ったやつだし。
てか、1個下に見えないわ笑」
「え！オトナっぽいですか？笑」
玲於「や、逆な。幼い。」
「...なんだ」
玲於「ふふっ、そんな顔すんなって。
すげー褒めてるから。」
ってニコニコ私を見つめる玲於くん
そんな顔ずるい。
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*melo*(プロフ) - mugiさん» 謝らないでください！じれったい方が好きです！ 本当に尊敬です！！！！ (2018年1月29日 16時) (
レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - *melo*さん» じれったくさせててすみませんっ！笑 尊敬だなんて、勿体なさすぎるのでやめてくださいっ///ありがとうございます。 (2018年1月29日 1時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
*melo*(プロフ) - じれったい感じ好きです！ 私も小説書いてるんですけど尊敬してます！！更新頑張って下さい (2018年1月24日 22時) (レス) id: d4ada06586 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)まなみ(プロフ) - mugiさん» よろしくお願いします (2018年1月23日 1時) (レス) id: dfd92ee7a8 (このIDを非表示/違反報告)
mugi(プロフ) - (名前)まなみさん» お友達になんて初めて言っていただけたので、よく分からないんですけど、是非是非(^^) (2018年1月23日 0時) (レス) id: 4db51b5e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mugi
| 作成日時：2017年12月21日 1時
