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"今週の1位はバンタンソニョンダン"


"今週も1位はバンタンソニョンダン"


"三週連続1位はバンタンソニョンダン"



最前列の僕達の並びには


憧れのヒョン達の姿。


肩を叩かれたと喜ぶシュガヒョンの初めて見る表情。


僕も一瞬目が合った気がするSOLヒョン。


心踊らせながらエンディングの披露。


いつか夢見たステージにこうして立っている。





.




「やったぁ!1位!!」


「ジヨニヒョンが俺に触った・・・おい!触るなテヒョン!」


「ひどーいシュガヒョン、いいなぁ!ヒヒッ」



控室に帰ってからも僕達の熱は冷めなくて。


肩を擦るテヒョンから逃げてソファに寝そべったシュガヒョン。



僕も目が合った時のSOLヒョンの優しげな目が忘れられない!


にこっとして見えたのは気のせいか


ヒョンの糸目のせいか。ふふっ。



ずっと後ろから見てた憧れの人達は今日もキラキラしていて


やっぱりかっこ良かったなぁ・・・


同じステージに並べただけで嬉しかった。


いつか僕達も誰かにそう思ってもらいたい!


そしたら優しく笑いかけて・・・



「ヒョン!ジミニヒョン!ほら!行くよ!」


「・・・あぁ、グガ待って!」



衣装のまま次の仕事場まで移動。


深夜だろうが関係なくスケジュールは組まれていて


さっき寝そべったばかりのシュガヒョンも


肩をほぐしながら移動し始めた。




ジョングギとジニヒョン、それからホソギヒョンと同じ車に乗って


「次の収録が終わればいったん宿舎に帰るぞ。


2時間後には迎えに行くから少し休みな。」


マネヒョンの言葉にふーって溜め息が横から聞こえた。



「・・2時間って・・どう休めって言うんですかね。」


「シャワー浴びてアイス食べて少し寝れるかな?」


「「・・・・」」


目が合って沈黙のあとグギはぷくっと頬を膨らませ不満顔。



「やーマネヒョン達のほうが休みなく動いて下さってるんだ、そう言うな。」


「ヒョンがスープ作ってあげるからさ。」



諭すようなホソギヒョンと後ろからグギの頭をくしゃっと撫でるジニヒョン。



「・・・スープはいいです。ヒョンも休んで。」


「いい子だね〜うちのジョングガは。」



ボサボサにしたグギの髪を今度は丁寧に直すヒョンを見ながら


本当うちのヒョンはあったかい。


なんて見てると後ろからホソギヒョンが僕の頭を撫でた。



うん、あったかい。

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作者名:Hanako | 作成日時:2023年6月27日 19時

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