ずっと一緒？ ページ1
ある日、散歩していると公園から誰かの泣き声が声が聞こえた
(｢誰か…泣いてるの？｣)
私は気になって公園の中に入って泣き声の聞こえる方へ足を向けて泣き声の主を探す
すると、私と同じような背丈の小柄な男の子が大きな木の横で泣いているのが見えた
私はその男の子を振り向かせるために、肩をそっとたたこうとしたら
「触らないでっ！」
「あっ…ごめんなさい…
でもどうして泣いているの？」
「… あ…も…」
「え？なんて？」
「あんたも僕の顔を見たら絶対気持ち悪いって言うのは分かっているから来ないで!!!
僕はただ、一緒にいてくれる人が欲しいだけなのに…ｸﾞｽｯ涙」
「でも、ひとりぼっちで泣いているあなたを
見つけたのに このまま 家には帰れないよ…
あなたの顔を見て私がみんなと同じことを言うなんて限らないじゃない…一度見て見なきゃ分からないでしょ」
「でも！」
「あなたの声とても素敵よ」
「え？」
「顔は伏せてるから見えないけど、あなたの声は柔らかくて 素敵な声をしてる。そんな所で1人で泣かないで私にちょっとでも相談してみたらいいかもしれないよ？ どんなにあなたが醜い顔をしていても、化け物みたいでも私はいいよ、だから私に顔を見せてよ！」
「ほんと…？
僕のこと嫌いにならない？」
「あなたのこと、私は何も知らないのに嫌いになるわけないでしょ…あなたと私 同じぐらいの歳だと思うの！だから 私のお友達になってよ！」
「でも！！！」
男の子は私に言い返そうと 急に自分の顔を私の方に
に向けた
「みんな 僕のことをみると 僕のことが怖がるんだ！みんなと違う目…興奮するとki…もでてくる…
もう誰も僕のこと見てくれない…」
だんだん 声が小さくなっていく男の子
もう誰も側にいてくれな…」
「こ……な…」
「え？」
「怖くなんてないって言ってるでしょ！
あなたの顔を見ても怖いなんて思わなかったし、宝石みたいなキラキラした瞳じゃない！
あなたは気持ち悪くなんかない！！！
ひとりが寂しいのなら、私が側にいてあげるから
だから 泣いちゃダメだよ 」
「ほん…と…
ずっと……
一緒………？」
「(ずっと一緒とは言ってないんだけどなぁ…さっきから 話が合わないところがあるけど まぁいいか！)
あなたがずっと私と一緒に居たいのなら考えてあげる！」
「ほんとっ！ ずっと一緒？？
ずっといっしょかぁ〜/// 」
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作者名：璃玖ちむ | 作成日時：2020年6月1日 0時
